10月29日発売、今週のハンターハンター 「No.386 仮説」

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ジャンプの中で唯一、読み始める前に深呼吸して気合を入れる漫画。
それがハンターハンター!

好きなキャラ、気になってるキャラが、いつどんな不幸に遭うかわからない。
次の瞬間にはあっさり死んでるかもしれないし・・・。

さあ、今回も気合を入れて、ハンターハンターネタバレ感想をはじめんべ!

1004号室。
ツェリードニヒ王子の暗殺に失敗したテータちゃん。
ベッドに座り、考えを巡らせる。

あれ?
左頬の傷とただれがなくなってるけど、これは作画ミス?
それともお化粧?念の力で消えた?
左頬が元に戻ったのには何の意味があるのかしら?

さて、主寝室を調べてくれたらしいサルコフの話によると。
血痕はなく、ルミノール反応もなかった。
結論から言うと、テータちゃんはツェリを撃ってない=殺していないということになる。

あれが現実でなかったと言うのか?
ツェリの頭から飛び散って床に広がった鮮血、倒れた王子、まだ動いている口と指、喉からもれる音・・・。
だけど、確かにツェリは生きていて、テータちゃんが「見た」と思っていたものは実際にはなかった。
あのツェリの死亡シーンは、ツェリが見せた幻だったのか?

でも、テータちゃんが銃を撃ったのは事実。
一体どこまでが現実で、どこからが幻想なのか?
テータちゃんは考え込む。

サルコフに「少し時間をちょうだい。考えてみるわ」と言う。
もうきっちり切り替えてるみたい。
さすがテータちゃんだ!生きてくれ!

9日目、第二層、司法局。

センリツが呼び出されていた。
そりゃそうだよね。カチョウとフウゲツ両王子の逃走に協力したって疑われてるんだ。
しかしどうやら、センリツが呼び出されたのはそれだけじゃないみたいだ。

あの眼鏡の司法局員がセンリツの尋問に当たっている。
彼は、センリツの演奏をいたく気に入ってるらしい人物だ。

センリツは椅子にちょこんと座りながら大人しくしている。
どのくらいの拘束で警護に戻れるのかと、眼鏡の局員に聞く。
そちらの協力次第だ、と返される。

眼鏡くんが言うには、キーニの遺書によって彼が単独で二人の王子の逃亡を幇助した、と司法局は結論付けるみたいだ。
ただ、眼鏡くんは別の可能性も考えている、とセンリツに言う。

ここでいきなり眼鏡くんは、「何人かの王子が君の演奏に「感動」して自分達の部屋に招きたがっている」とセンリツに告げる。

おそらく招きたがっている王子の一部と眼鏡くんは同じ事を考えているって事だろう。
センリツが逃亡に加担してるって可能性だ。
もちろん、王子達の中には本当に「感動」してセンリツを招きたがっているのかもしれないが、大半がそうじゃないだろう。
センリツが逃亡の手助けをした事、あの演奏に念の力が使われている事、あわよくば両王子の動向などなど。
聞き出せる情報は出来る限り絞り出したい魂胆だろう。

もちろん眼鏡くんもそんな事は想定の範囲内だ。
だから、直接言えないけどそれとなくセンリツに今彼女が置かれている状況を説明してくれてるんだね。
センリツもそれに気付いている。
司法局は危険な王子からセンリツを守る為に彼女を拘束しているのだ。
独立した司法機関ってのは本当の様だ。

カチョウとフウゲツも、話を聞くために司法局に来てもらってるそうだ。
キーニに脅されて無理矢理救命艇に乗せられそうになったとの事だけど、これに関しても「両王子が積極的に逃亡を企てた」という疑いを排除する材料が遺書以外にないからだ。
ただし、自発的であったという証拠も見つかってないため、この証明は難しい。

眼鏡くん「だが僕はしつこい性格でね。じっくりと何度も話を聞く事になるだろう」
これは「出来る限り司法局であなた達を守ります」ってことだよね。
眼鏡くん・・・!

センリツは心の中で彼にお礼を言う。
眼鏡くんがくれたこの時間を利用して何とか次の手を考えないと!

よし!!
とりあえずセンリツは当分大丈夫だな!!
今すぐに危険に晒される事はないだろう!!
ふー!!怖い!!ヒヤヒヤするわ!!

ああ、でも、カチョウとフウゲツ見たらどんな反応するのかなセンリツ・・・。
仮カチョウはどうやら、普通の人間には見えてる様だし、本物だと認識されてるみたい。
でも、念能力者が見たらどうなるんだろう。

センリツの絶望するところは見たくないけど、それはきっと避けられないんだろうな・・・。
フウゲツの事も大いに心配だ・・・。

1009号室。
ハルケンブルグ王子の部屋。

ベンジャミン私設兵シカクに乗り移った、ハルケンブルグ私設兵のスミドリ。
彼は意識のない状態であり、王子達が見守る中バイタルチェックを受けている。

脈は正常、脳波に異常なし。
数値から見ると、これは「睡眠」状態らしい。

スミドリは魂だけシカクに憑依したのか。
シカク=スミドリは自分の状態について話す。感覚的には自分の肉体と何ら変わらないんだって。

なら、シカクの意識はどこにいった?
入れ替わった?どこかに飛んだ?同じ器=肉体にいる?

ハルケンブルグは少し考えて、それを確かめる、と言う。
自分が弓矢で対象者Aを貫いた時、自分達同志の中の誰かの魂がAに乗り移り支配する。
それならA、今回の場合のシカクの意志=魂はどうなったのか?

可能性は四つだ。
①死=消滅、②スミドリと肉体が入れ替わる、③シカクの肉体で共存、④他のどこか(誰か)へ。

また、なぜスミドリが同志の中から選ばれたのか?これはランダムなのか?

①~④のどれも否定する材料がない。
仮に③の場合、シカクの体の中にシカク本人の魂が残っている状態だとすると、現在シカクの人格はスミドリに押し出され潜在意識下に埋没していると考えられる。
①と④は検証が困難だが、②はスミドリの脳波に変化が生じれば「誰か」がスミドリの肉体にいる事は確認できる。
それを確かめるのだ。

ハルケンブルグの顔が険しくなる。
覚醒してからというもの、彼の顔はとても険しくなってしまった・・・。

ハルケンブルグは父親と話し、運命を受け入れ覚悟を決めた。
背景の絵が怖いよ!
男達が女性や子供を殺害している絵。
今とこれからのハルケンブルグを象徴しているんだろう。
嫌だなァ。

覚悟を決めた直後に覚醒した能力。
継承戦を勝ち残る為の能力だと確信している!と言うハルケンブルグ。
その上でこれから話す仮説をしっかりと頭に入れてくれ、と私設兵全員に告げる。

そして話し合いは終了。
念能力をしらないハルケンブルグだけど、自分なりに仮説を立て、全員で共有した。
出来れば裏付けとなる様な念の専門家の情報が欲しいところだけど。
「だが、能力の確認は絶対に必要な行程だ。スミドリ、やってくれるか?」
「はい! 喜んで」
「ありがとう」

ハルケンブルグとスミドリは何をするつもりなのか?

その答えはすぐにやって来た。
1007号室、ルズールス王子の部屋。

ルズールスとバショウはずいぶんと仲良しと言うか、打ち解けてるよね。
王子と雇われハンターなのにタメ口だし。

バショウは貴重な念能力だ。
1007号室と1009号室は隣り合っているため、ハルケンブルグのヤバイオーラをビシバシ感じ取れる。
ま、ベンジャミン私設兵もいるけどね。

1007号室のインターホンがなる。
バショウは他の私設兵に頼み、インターホンの画面越しから用件を聞くように頼むが・・・。

ルズールス私設兵の一人がインターホン画面越しに出ると、廊下にいたのはシカクだった。
スミドリが入ってるシカクはいきなり「ベンジャミン王子殿! 万歳!」と叫ぶと、頭に銃を当ててそのまま自分を撃ってしまった。
自分だって死ぬかもしれないのに、シカクの肉体を躊躇なく殺した・・・。

いきなりの事に驚く1007号室。
廊下にはシカクの死体が・・・。
いつの間にか、1009号室のオーラの鳴動も止んでいる。
バショウもわけがわからない。

1001号室、ベンジャミン王子の部屋。
ベンジャミンとバルサミルコ。

シカクが自死した事がすぐに発覚。
その自死はハルケンブルグ側の能力によるものと見て間違いないと結論付ける。
これによって、ハルケンブルグは一躍要注意人物となる。
ベンジャミンもそう理解してる。

ルズールスのところの私設兵カンジドルを1001号室に呼び戻し、彼から詳しい話を聞くようだ。

意識を失くしていたスミドリの肉体がゆっくりと目をあける。
椅子に縛り付けられているのかな。
目の前にはハルケンブルグと私設兵達。
ハルケンブルグは目を覚ましたスミドリに言う。
「所属と認識番号は?」

さあ、彼らの仮説の答えはいかに?

1014号室、ワブル王子の部屋。
クラピカやビルも、ハルケンブルグの強力なオーラを感じていた。

部屋が離れているから、奇数側の部屋で9・7・5あたりだといった推測に留まってしまう。
ちなみにチョウライの守護霊獣のオーラではないとも思っている。

膨大なオーラが爆ぜる様に一瞬で消えた。
放出系の能力を使った時に多く起きる現象だ。
放出系の攻撃ならば物理的な障壁をすり抜ける事も珍しくない。
つまり、部屋に入らなくても外から攻撃できてしまう!

「誰を」「どういう能力で」攻撃しているのか?
念能力のやり取りにおいて、分からない事が最も危険なんだ!

そして、クラピカの二週間念講習会も残りあと一週間になった。
同じ修行が続いて皆疑い出している、「本当にこれで念が使えるのか?」ってさ。

確かに、そろそろ始めるか、とクラピカ。
明日から次のステージに進むんだって。

次のステージは水見式だ。
実際に水見式を見た面々は大いに驚いた。
へえ、クラピカのは、水の色が変わって葉っぱが回るんだ。
放出系と操作系のミックス変化だな。
クラピカは特質系だけど、特にこれらが強いのかもね。

クラピカは、自分の系統と水見式について軽く説明する。
もちろんオーラの系統を検証するためには十分なオーラを発せられない者には使えない方法だと前置きをして、クラピカはフウゲツ従事者のラジオラスを指定する。
水見式が出来そうなメンバーであり、一番覚えがいいから、と。

バビマイナは「上手いな」と思う。
意外な人物を選ぶことで、さり気なく念の才能に性別や身体能力は関係ない事をアピールしている。
これで男共=筋肉バカの対抗心もあおれて改めて修行に熱が入るしな。

あたしもこんな風に頭良くなりたいものだ。

クラピカは全員に向けて話を続ける。
本来であれば自分の能力系統は他人には教えてはいけないトップシークレットだ。
クラピカの様にどの系統か判別のつかない特質系なら影響ないけど。

敵に自分の系統が知られてしまうのは先手を決めるジャンケンで出す手がバレているのと同じくらいの不利なのだ。
そこで、水見式での判別は他の者にはわからない様に別の部屋で行う事にする。
立ち会うのはクラピカとビルだけだ。

周りから不満の声が上がる。
判別ならまだしも、操作なり危険行為をされる可能性もあるかね。
当然の不満だろう。
判別表があれば誰の立ち合いもいらないし。

しかしクラピカは毅然とした態度でハッキリと言う。
基本的には皆が言う通りだが、立ち会うのは自分とビルだけというのは譲らない。
二週間という超短期間での修得を約束し、判別も通常とは違い我々のサポートが必要な方法で行う。
影響は少ないと言ったが比較の話で、こちらも相応のリスクを負った。
君達の系統を報酬情報として受けるのは当然の権利として主張する!
更に言わせてもらえば、幼いワブル王子を護衛している我々が君達に念を教える理由は一つ!
情報・武力両面で下位の王子護衛官の戦力を底上げし膠着状態を長引かせる事だ。
故に我々の方からそちらに危害を加えるなど全く以てナンセンスな話!
この条件で納得できないのならば、ここでやめてもらって結構だ!

ピシャリと言い切ったクラピカ素敵!

これにはベンジャミン私設兵の二人、ヒュリコフとバビマイナも何も言わない。
それどころか、清々しいぜ、とヒュリコフ。
バビマイナは大方予想してたみたい。

色々とクラピカ側の有利にはなっているが、クラピカの能力が特質系だと特定できたのはベンジャミン側にとっては収穫だ。
ヒュリコフはリハンを呼ぶか?と言うが、バビマイナはリハンの能力は王子守護霊獣の駆除に使うべきだと慎重論。
ちなみにリハン、サレサレが済んでツベッパの監視に入った模様。
しかし、ツベッパの気質を受け継いでるようで、ツベッパの守護霊獣は警戒して全く姿を見せないようだ。
まあ、ツベッパの守護霊獣の動きを封じていると考えれば十分に機能している事になるだろう。

ヒュリコフ「お前自身の言い訳にしか聞こえんな。ワブル王子の守護霊獣の分析はどうなってる? 報告予定は昨日だぞ?
バビマイナ「こちらも姿を現さないんだからどうしようもないさ。宿主が幼すぎるのか迎撃型だからかまたは別の理由か。出航からまだ一週間。こちらから動く段階じゃない」
ヒュリコフ「いやぁ~~~~勉強になるぜ。戦略的忍耐の見本だな」

そうか・・・、まだ一週間なのか。
一週間で王子はもう三人死んだぞ。
王子以外だって、船の中での殺人で何人も死んだ・・・。

1004号室、ツェリードニヒの部屋。

ツェリの念修行はテータちゃんに代わりサルコフが担当に。
サルコフはツェリの成長の早さに驚くばかりだ。
たった一週間で四大行の応用まで来てるんだもの!
しかも無理矢理起こされたわけじゃない、自分で念に目覚め、ここまで修得したんだからさ!

ツェリは、あとは限りなく“絶”のスピードを早めるだけだ、瞬きくらいの早さが目標だけど今の感じだと結構かかりそうだな、とサラッと言う。

自分はいらないんじゃね?何すれば?と戸惑うサルコフに、ツェリは自分が目を閉じて開くまでの時間を計ってくれと言う。
1秒切ったら自分と手合わせしろ、とも。

サルコフは、この王子相手に時間稼ぎは相当骨だな、と思う。
ある領域に達してその上へ行くためには実践が不可欠な事も感覚的に知ってるんだもの。

ツェリはサルコフを見ながらこうも言う。

「ところでさ、最近自分の心境の変化に驚かされてんのよ。
裏表のある女って可愛いよな♥」

今週はここまで!

ツェリの最後のセリフって、テータちゃんとサルコフに対する警告だよね。
おれは知ってるぞ、みたいなさ。
決して!テータちゃんを可愛いと思ってるわけではないと思う!
人間的な愛情などでは決してない!

ああ、こんな不安なハートマーク、さすが冨樫先生だ!
普段なら萌えるはずのセリフと状況だけど、冨樫漫画だと途端に不安を煽る演出に!
テータちゃんの不幸フラグは止まらない!

登場人物多くてもここまで綺麗に話を進められる冨樫先生はやはり凄いなァ。


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