あ!来月単行本の新刊出るって!
しかも久しぶりの画集と一緒!
やったー!絶対買うぞー!
ウキウキしながら、今週のワンピースネタバレ感想はっじめっるよー!
鏡世界ミロワールド。
ルフィとカタクリお兄ちゃんの戦い。
フランぺの横やりでルフィは致命傷を負ってしまう。
横っ腹にカタクリお兄ちゃんの槍が刺さり、抉られてしまった。
あまりのダメージに、ルフィは悲鳴を上げてしまう。
それを見て、声を出さずに笑っているフランぺとその部下達。
カタクリお兄ちゃんは、まさかのルフィの失態にやや戸惑っているように見える。
「何だ、そのザマは!」
「足を滑らすとは!」
「一瞬の油断で勝敗は決するぞ!」
「なぜ気を抜いた!」
それでも攻撃の手を緩めないのは、さすがカタクリお兄ちゃん。
フランぺは、カタクリお兄ちゃんを助太刀した事を褒めてもらえるだろうとほくそ笑む。
カタクリお兄ちゃんは容赦ない攻撃をルフィに向けながらも、「どうした麦わら」と思っている。
「ちょうどお前を認め始めた矢先に、失望させてくれる」
ルフィは少し気を失った。
その時、レイリーとの修行の日々を思い出していた。
完全にこれ、走馬燈だよね・・・。
見聞色の覇気の練習中だった。
ルフィは最初、見聞色で気配を感じることを、気のせいかと思っていた。
しかしレイリーは言った。
気のせいの延長上に見聞色はある、それを無意識に察知できるようになれ。
無意識・・・。
ルフィはまたしも、立ち上がった。
脚はガクガクと心もとなく、体もヨロヨロだ。
そんなルフィを見て笑うフランぺ。
もう一発、シビレ針をお見舞いしてやろうと、吹き矢で針を飛ばす。
しかしルフィ、今度はこれを避けた。
驚いたのはフランぺ。
彼女の針は無音だけに、避けられるはずないのに!と思ったのだろう。
フランぺは、ルフィが自分の針攻撃を避けたことに驚くが、避けた後ルフィが転んでしまったのでつい笑ってしまう。
その笑い声が、カタクリお兄ちゃんの耳に入った。
フランぺはルフィのみっともなさに笑いが止まらない。
足がガクガクしてるところも、血で汚れて汚いところも、弱いくせに何度も立つところも、かっこ悪くて最高に笑えてしまう。
フランぺに気づいたカタクリが、彼女の方を見る。
そしてフランぺの方へ。
フランぺはカタクリに褒められちゃう!とドキドキしている。
カタクリお兄ちゃんは思う。
「そうか、お前だったのかフランぺ」
「音の無い得意の吹き矢で、奴の動きを止めたんだな」
「張りつめた勝負の中で、あいつの気迫が一瞬途切れた。おかしいとは思ったが」
「おれはそこを攻めて腹をえぐり致命傷を負わせた! そんな勝利をおれが望むと思うか!?」
フランぺはたまらずカタクリに近づく。
フランぺにとってカタクリお兄ちゃんは、完璧で世界一のおにー様・・・。
しかしカタクリは、フランぺを褒めるどころか・・・。
「何がおかしいんだお前ら」
そう言って、自分の槍で、自らの脇腹を刺し貫いた!
漢すぎるだろカタクリ・・・。
カタクリの血が、フランぺの顔に・・・。
カタクリは顔下半分を隠していたマフラーを外して。
「男の勝負に! 薄っぺらい援護などするな!」
フランぺを怒鳴りつける。
「あのバカを笑いたきゃ、おれも一緒に笑え」
突然カタクリに怒られ、その上恐ろしい顔を見てしまったフランぺは震えて泣いている。
カタクリの顔ってよりも、怒られたのがショックだったんだろうな。
フランぺは堰を切ったように叫びまくる。
「来ないで! 触るな! バケモノ! キャー!」
「だっさ~!」
「あーもう汚い! 血がついた! 何のマネ? 自分のお腹刺して! あんたなんかカタクリおにー様じゃない!」
「耳まで口が裂けて、まるでフクロウナギ!」
「何してるの!? バケモノが逃げるわよ! 写真を撮りなさい、みんなにバラすのよあの顔!」
「ファンクラブの全員に! トットランドの各島に! 国中にバラまいてやる!」
「よくも私に汚い血をかけて、この人気者の私を脅したわね!」
「何が完璧な兄! カッコ悪いじゃない! 血の繋がった妹と名乗るのも恥ずかしい!」
「許さない! 今度は二人共覚悟しなさい!」
あーあー、酷いなァ。
フクロウナギ、布団クリーナーみたいな形してて可愛いのにな。
フランぺ、カタクリの顔に噛んでたガム飛ばしちゃってさ。
しかも部下はカタクリの写真撮りまくってるし。
カタクリお兄ちゃんも偉いよね。
フランぺの飛ばしたガムなんてさ、腹に穴が空いたとはいえ避けようと思えば簡単に避けれるじゃん。
フランぺの部下に写真撮られまくってたけど、やろうと思えばそれだって阻止できたわけだし。
なすがままって感じだった。
どうしてなすがままだったのかは、彼が昔の事を思い出してため息をついた絵に、全てが語られてるように思う。
カタクリお兄ちゃんは子供の頃、やっぱりその顔で蔑まれていた。
「フクロウナギが来たぞ!」「近よるな! あいつ強さもバケモノなんだ!」
まるでプリンと同じだ・・・。
でも、カタクリお兄ちゃんはもう大人だからね。
笑われても、バケモノ呼ばわりされても、幻滅されても、嫌われても、酷い事を言われても、ちょっと悲しく笑ってため息つくだけなんだ。
カタクリお兄ちゃんの悲しい後ろ姿が涙を誘うよ・・・。
あとね、フランぺちゃんは確かに酷いと思うけどね。
いや、本当に「コノヤロー!」って思うけどね。
ティーンの子にはありがちな事だとも思うよ。
自分が尊敬していた、というより、もはや幻想にまでなっていた「都合の良い存在」だったカタクリお兄ちゃんの現実を知ってしまった。
加えて、その事を受け止める暇もなく、尊敬する人から怒られてしまった。
プライドとか何やらが、ガラガラに崩れてしまったんだねフランぺちゃん。
だから、自分を守るために、大好きだった人を攻撃してしまったんだね。
「ここまで言うか?」ってくらいにボッコボコに言うのは、それだけ傷ついてしまったんだね。
自分を守るために、攻撃してしまったんだろう。
確かに、わかるよ。
そういう時もある。
酷い事するわ、とも思うけど、後でちゃんと反省してお兄ちゃんに謝ってほしいな。
すごく大人だからさ、カタクリお兄ちゃんは。
だからこそ、ちゃんと謝って、お兄ちゃんを受け入れてほしい。
カタクリお兄ちゃんだって、同じ人間だよ。
完璧な所もあるけど、欠点だってあるんだよ。
フランぺちゃんがいつか、ちゃんとそう言った事を理解できれば、一つ大人になれたと思う。
ああ、なんてリアルで残酷なティーン描写なんだ・・・。
おっかないよ尾田っち・・・。
まあ、大人でもそんな困ったちゃんはたくさんいるけどね!
カタクリはフランぺ達には構わず、ルフィに向き合う。
「悪かった。針一本に気づけなかったおれも間抜けだ」
脚の震えが止まらないルフィ。
「海賊の勝負に卑怯なんて言葉はねェ。避けきれなかったおれが悪い」
カタクリ「外野がうるせェな」
ルフィ「どうせ立ってられねェよ!」
二人は同時に覇王色の覇気を出した!
フランぺも、その部下達も、みんな気絶した!
カタクリは上着を脱ぎ捨てた。
「おれはもう、お前を格下とは思わねェ」
ルフィも構える。
「ホントか! 嬉しい! ありがとう。 でも! 勝つ!」
こういうところがルフィらしくて好きだ。
二人とも、致命傷負ってるからね、ゼェゼェハァハァ言ってるよ。
心配だ。
次のラウンドでラストだろうな。
二人とも限界だよ!
それにしてもカタクリお兄ちゃんの高潔さよ・・・。
今週はここまで!
あたしの周りにさー、カタクリお兄ちゃんに幻滅したーみたいなことを言う人がいるの。
あのドーナツのシーンでガッカリしたみたいでね。
そいつら男なんだけどね。
お前らはよ!何を見てんだ!と。
最初の方のカタクリお兄ちゃん、そりゃーカッコいいよ。
強いしカリスマ性もあるし、本当に「見てわかりやすい」カッコよさだよ。
だけどさ、その後のドーナツのシーンこそが、カタクリお兄ちゃんの「強さ」を物語るものじゃん!
カタクリお兄ちゃんはさ。
家族のため兄弟姉妹のために、表裏で頑張ってるじゃん。
みんなから、家族以外からも要求される、「完璧な兄」「完璧な将星」「完璧な上司」であり続けてるじゃん。
それって、何の努力もなくできることだと思うの?
大好きな食事だって、誰とも楽しさを共有できず、いつも一人で静かにこなしててさ。
「誰かに本当の自分を見られたら」って恐怖から、見聞色をあそこまで極めちゃったわけでしょ。
まあ、見聞色についてはあたしの勝手な妄想だけど。
とにかく、心を許せる人が、あそこに一人でもいると思うの?
あんなに自分を慕う人に囲まれながら、カタクリお兄ちゃんは「一人ぼっち」ってことじゃないか。
それに耐えてきてるって、乗り越えてきてるって、なぜあのドーナツのシーンでわからない?
あれを「強さ」と言わずに何と言うのか。
子供の頃から、自分を否定され、本当の自分を受け入れてもらえずに来たんだよ。
それなのにあんなに良い人でさ。しかも家族思いじゃん。
精神面が強すぎよ。仏かよ。
ああ、せめて年の近い兄弟達は、カタクリお兄ちゃんの事理解してくれてるといいな。
三つ子の関係であるダイフクとオーブンとか。
長兄ペロスペローや長姉コンポートとかさ。
誰かいてほしいと切に思う。
そんな彼に幻滅するなんて、有り得ないよ!
何か?お前らはカタクリお兄ちゃんの表面だけ見てたってことか?
フランぺちゃんのように!
そう考えると、今回の話、あたしの友人達みたいに「ドーナツのシーンでカタクリに幻滅した」って人はドキッと来るんじゃないかな。
まんまフランぺちゃんと同じような事をしてるんだからさ。
同じような考え方でカタクリお兄ちゃんを見てたんだから。
反省しろ!
目に見えるわかりやすいものだけが強さじゃねぇ!
ワンピースをここまで読んできてるなら、「強さ」にも色々あるってわかりそうなもんなのに!
色んな意味で圧倒的な強さで、紳士的であり武士道であり、家族思いで、ギャップ萌えもあり、悲しくて切なくて・・・。
魅力しかないよカタクリお兄ちゃん・・・。
どうか幸せになってほしい。

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