リア充の友人たちとの会話。
あいつら、彼氏持ち&既婚者だからな。
独身彼氏なしとそのグループは半々の人数であった。
大丈夫、あたしは一人じゃない。
で、あたし始めとした独身彼氏なし組に対する「どうして彼氏できないんだろうね」談義が始まるわけです。
いいよ、そんな問題の解決策を出しましょう!みたいな感じは。
難問かもしれないけど、そんな大したことじゃないからさ!
でもって、話の流れであたしにピンポイント。
「約7年恋愛をしておらず、もう情熱も、恋愛のやり方も忘れてしまいました。退化しました問題」
まあね、ここ最近男性としゃべったのが、実父と実弟と、店員との最低限のやり取りのみっていうね。
あ、ハローワークの職員もプラスで。
うん、枯れ木。
いや、二次元のキャラクターには恋しまくってるけどさ。
妄想とか夢の中ではウハウハだけどさ。
(ただし、こんなことは表立って他人には言えない・・・)
はあああああ。
こんなどーおでもいーい話題で時間を使わないでほしい。
あたしの恋愛下手なんて、ほんとうに誰にとってもどうでもいい問題じゃないか。
そんなことで、久しぶりに集まった会の時間を無駄にするなよ!
と、思うけど口に出せないあたし。
で、枯れ木で退化したあたしに友人の一人が言うのです。
「最初から生身の男や恋愛が難しいなら、漫画とか映画で、ちょっとリハビリしたら?」
へえ?そんなんでいいの?
てか、恋愛アニメならもう見てるよ!って得意になるあたし。
「なになに?何見てるの?」と聞かれたから、ちょうど別の友人から最近紹介してもらった、すごく良い作品を言ってやろうと思った。
あたしはテンション高く、「じゅんじ」とまで言いかけた。
・・・・・・危ないところだった。
セーフ!セーフだ!!
あたしは「純情ロマンチカ!!」って声高々に言おうとした。
よし!あたし、よくぞ止まった!
純情ロマンチカは何を隠そう、バリバリのBL作品だ!
BLなんだよ!
ここであたしが、腐女子だとバレるわけにはいかない。
本当に限られた極一部の人にしか、このトップシークレットを知られてはいけないのだ。
誰にでも受け入れられる趣味嗜好だとは思わないから。
「えー、なになにー?」となおも聞いてくる友人らに対して、あたしは魂が出かかるのを押さえ、全身に嫌な汗をかきながら、しどろもどろに答えた。
「み、ミラクルガールズ・・・・・・」
別にバリバリ恋愛ものという作品ではない。
「わー!懐かしい!」とちょっと盛り上がったので、何とかごまかすことはできたのだろう。
あたしは胸を撫で下ろした。ほっとした。
純情ロマンチカは今絶賛中毒になっているからなあ。
あたしったら、油断したらすぐにボロを出してしまいそうだ。
それだけは絶対に阻止!!
頑張るんだあたし!!
人生が揺るぎかねない瞬間を何とかクリアしたあたしなのでした。
というか、恋愛リハビリの作品がBLって・・・。
いや、別にリハビリのために見ているわけではないんだけどね。
完全に好きで見てるだけで。
てかリハビリになるわけがない・・・。
何か、ずーんと重たい物に押しつぶされた感じがしたあたし、30歳の冬なのでした。

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