十二国記『青条の蘭』の感想

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十二国記というシリーズ小説が大好きです。

あたしの人生に多大な影響を与えてくれました。

人とは、国とは、王とは、そして生きるとは。

たくさんのことを考えさせてくれました。

そこで、シリーズ最新作の短編集『丕緒の鳥』の中の一つ、「青条の蘭」の感想を簡単に。

話の流れ。

荒廃した国の山木に病気が流行る。山がダメになることに危機感を感じた国の官吏達が木の病を治すための薬を苦労して見つけ出し、王様にその薬が国に流行るように取り計らってもうため、その薬を官吏が王様に届けに行く。

簡単に書くとそのような流れです。

とにかく、「人の善意」に感動して涙が出ました。

薬を王様に届けに行く官吏は、途中で力尽きますが、その後の展開が素敵でした。

名も知らない見知らぬ人達が、預かった荷物(薬)が何なのかわからないけど、「国の為になる、国を救う希望になる」と言われて王様への距離を詰めるリレーを展開していく。

繋がっていく希望に、半信半疑だけど前の人の熱意や当人の希望への想いが人を動かしていく。

何だかそれに涙が出ました。

人は一人では生きていけないけど、名前を知らない人とも希望を分かち合って、一大事業を成すことができる。

すごいよなあ。

今回の短編集で一番心に残った話でした。

たくさんの人に読んでもらいたいです。


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