10月6日、今週のワンピース 第762話「白い町」

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あたしはトラファルガー・ローというキャラクターがとても好きです。
今はローの過去編真っ只中。とても嬉しいです!
先週休載からのロー過去、ありがとうございます!
そして、今日はローの誕生日です!!たしぎちゃんもね!おめでとう★

以下、もちろんネタバレです。

若き日のドンキホーテファミリー幹部が集合してご飯を食べてるシーンからスタート。
みんな若い!!
ドフラミンゴはこの時、27~28歳か。
若いなあ、イケメンだなあ。ブレない屑だし相変わらず怖いけど、かっこいいわ。
ちゃんとナプキンをつけているあたり、育ちが良さそうな感じだ。
ジョーラも若い!痩せてたんだね!
一番の衝撃はセニョール・ピンク!!
あんた、この時は普通にかっこいいじゃない!!イケてるラテン紳士じゃないか!!
大体みんなこの16年で体系が崩れてしまったのか・・・。
時の流れの残酷さを感じるな・・・。

この時、ロー10歳、血だらけのボロボロ。
コラソンにだいぶやられたらしい。
「恐くなんかない、おれは地獄を見てきたんだ」と言ってるローに、ジョーラが言う。
ローの白い肌、「珀鉛病」だと。

バッファローがうつるのを気にしてローにビビると、ドフラミンゴがジョーラをたしなめる。
噂程度の知識を口にするな、バッファローが信じてしまった、他人には伝染しない、と。
「珀鉛病」とは鉛中毒のようなものらしい。

ローの言ってた「白い町」は「フレバンス」という名前。
ドフラミンゴは他に生き残りがいるのか、どうやって逃げてきたのかをローに聞く。
ローは死体の山に隠れて国境を超えたため、生き残りがいるのかはわからないと言う。
「何を恨んでる」と聞かれ、「もう何も信じていない」とローは答える。
自分を酷い目に合わせたコラソンについでに復讐宣告。
ただ、ドンキホーテファミリーには「血の掟」なるものがあるらしく、幹部を傷つけると串刺しの刑だそうだ。
コラソンに復讐は無理でないか?

その後、ドンキホーテファミリーは戦闘?に出かけ、そこで白い町・フレバンスについて語る。

フレバンスは一面真っ白で幻想的な国だった。
国の地層にある「珀鉛」という物質が白さの原因で、それで色々な物が作られ、それが国の一大産業になった。
世界政府もその富に目をつけ、珀鉛は大きな豊かさを生んだ。

しかし、フレバンスはもう無い。

実は珀鉛産業が始まった100年ほど前、世界政府は既に地質調査にて珀鉛の正体をつかんでいた。
埋まってるなら無害な珀鉛は、掘り出せば人体に有害な物質だった。
それを知っていたのに、目先の大きな富に目がくらみ、政府とフレバンスの王族は毒であることを隠した。
国民は何も知らず珀鉛を掘り続け、どんどん体に毒をため込んだ。
珀鉛の毒は次の世代に受け継がれ、次世代の寿命をどんどん短くしていた。
ついに、それは手遅れになるところまできた。老若男女全部の世代が珀鉛病を発症する。
肌や髪がみるみる白くなり、体中が痛み、そして死んでいく。どんな医者にも治せない。

そして、珀鉛病は周辺の国々から伝染病と勘違いされ、町ごと隔離される。
もちろん王族は国民を見捨てて島から逃亡、発症者はアパルトヘイトばりの差別、ついには誤解から恐れられ射殺されてしまう。
そりゃそうでしょう。
正しい知識を持たない人が、致死率高い病気を伝染病と恐がるのは理解できる。
恐れや誤解から殺してしまうってのは現実の世界にも溢れている。
珀鉛病患者のような悲劇は、形は違えどこの世界にもたくさんある。

しかし、フレバンスの悲劇は加速する。
フレバンスは自分たちを守るために、自分たちを隔離して蹂躙してくる周りの国々と戦争を始めてしまう。
武器になる鉛は掘れば腐るほどある。もちろん周りの国だって容赦はしない。
そしてフレバンスは滅びた。

ローはその時、まだ良いところのお坊ちゃんだった。
家族構成がここで明らかになったが、両親と妹ラミちゃんがいた。
妹思いの兄だったらしく、戦火が迫っていても友達と避難することを拒否して妹の傍にいた。
苦しむ妹を必死に励ましていた。優しいお兄ちゃんだった。

ローは大きな病院の長男。
国一番の名医である尊敬できる父親、綺麗で優しい母親。兄に懐いた可愛い妹。
友達もたくさんいた。教会(学校みたいな感じ?)のシスターも優しそうで、ローも信用していた感じだった。

暖かい家庭、裕福な暮らし、何不自由のない生活。
あのまま順当にいけば、ローは父親の跡を継いで国一番の名医になっていただろう。
優しくて聡明な、海賊なんてものとは無縁の男性になっていただろう。人相だって今とは違っていただろう。

だけど、そうはならなかった。
ローの父親は必死に珀鉛は感染症じゃない、治す方法は絶対にあると訴えていた。
(珀鉛病は感染しないのになぜ政府は公表しないのかと言っていたけど、これは至極当然。
だって、公表したら自分たちの首を絞めることになる。結局は「臭い物に蓋をする」なのだ)
しかし、両親は感染者として殺されてしまう。
そして友達も、シスターもみんな殺された。
おそらく両親の病院(ローの生家か?)は燃え、そこにいた妹も死んだ。

ローは、シスターが言った「この世に絶望はない。救いの手は必ず差し伸べられる」という言葉を信じたかったんだろう。でもダメだった。
だから、何も信じられないと発言したんだと思う。

その後、人格が歪んだローは、何もかもぶっ壊したい願望を持ち、ドンキホーテファミリーに入る。

今週の最後は、ローがコラソンを刺して終わり。
また来週が待ち遠しい展開だ!串刺しの刑にされちゃうのかな。

そして、ここで気になったことを2点。

まず、ローと、ナミやロビンちゃんの違いについて。
ローは10歳で全てを失ってしまった。
ナミやロビンちゃんと同じくらいの年に、似たような酷い経験をした。

だけど、ナミは海賊専門の泥棒への道を歩み、辛かったはずなのに魚人海賊団で海図を書き続けた。仲間の真似事もしていた。それは一重にココヤシ村のため、大事な人たちのため。
ロビンちゃんは、いつも裏切られながら危険な橋を何度もわたり死線を潜り抜けて、ポーネグリフを探し求めていた。両親と、亡くなった仲間たちの悲願だった。

女性二人とも、まともな人間に育ったとは言い難い。
ただ、歪んではいるけども、それでも何かのために必死に戦っていた。決して「何もかも壊したい。巻き込みたい」とは思っていなかっただろう。

考えらる原因は二つ。
一つ、彼女たちには目的や使命があったこと。
二つ、彼女たちは最初から恵まれた生活をしていなかったこと。
(ナミはド貧乏、ロビンちゃんは母親と離れて暮らしてたし虐待とか仲間外れの憂き目にあっていた、考古学仲間はいたけど)

あの当時のローには何も目的がなかったし(おそらくあまりのショックで持てなかっただろうし)、以前は裕福で幸せな生活を送っていた。
不幸にあまり耐性がなかったのかもしれない。
もちろん、たった10歳の、普通の子供に強さを要求できない。
だけど、「おれの両親も妹も、教会のみんなも死んだのに、あんなバカ(コラソン)が生きてていいわけねえ」というローの発言はあまりにも身勝手。
コラソンのことを何も見ようとしていない、知ろうとしていない、自分を悲劇の主人公として考えている人にありがちな思考パターンだ。あたしと同じ。

つまり、現実や周りを見られずに「どうしておればっかり」というネガティブでダメな考え方だ。
そういう考え方をする人は、自分に目的や使命、つまりビジョンを持っていない人に多い気がする。
手っ取り早く酷い言い方をすると、責任転嫁あるいは自己中心的だってこと。
そこが、ナミやロビンちゃんとの違い。
そんなローがどうやって更生したのかも、これからの楽しみの一つです。

そして気になることもう一つ。
今週のドフラミンゴ。

今週のカットで、サングラスを外しフレバンスの本を顔に置いたまま、黙って椅子に浅く座っている、何ともかっこいいシーンが4コマあります。
寝てんのか?とも思ったが、何やらこのコマは意味深。

おそらく、ドフラミンゴとフレバンスは無関係ではないはず。
ドンキホーテ一族がフレバンスの珀鉛に関わっているか、あるいはドフラミンゴがフレバンス戦争で武器を横流ししていたかのどちらかだと思う。

自分のしたことの被害者=ローに思うところがあるのかな?
だからローを今でも特別に可愛がっているのかな(少なくともあたしにはそう見える。何かにつけてローローローロー言ってるし)
そんな感傷に浸ったり、他人の事を気遣う人間には全く見えないけどね!

早く続きを!!!!
とても気になるよ!!!!
大変興味深い展開です!!!!
ハンター×ハンターも早く再開して!!!!


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