こちらのイラストレポートをご覧ください。
そりゃ、そうなるわな。
「事件の概要」
唯一の発見者兼処理者である実母から聞いた話である。
私は当時、よちよち歩きができるようになった頃だと言う。
1歳以下~2歳未満だったらしい。
ある日、私と母はお昼寝をしていた。
寝ていた母は、私のけたたましい泣き声で目を覚ます。
何事か!と驚いて私の所へと駆けつけると、そこは奇妙な光景だった。
そこにいたのは、顔にワサビを塗りたくって大泣きしている私だった。
母はすぐに、私の顔のワサビを洗い落としたとのことだ。
以上が事件の概要である。
「この事件の奇妙な点」
この事件には奇妙で不可解な点がいくつか存在する。
母は、私が母の化粧の様子を真似したくて今回の事件が起こったと見ているが、詳細は不明である。
何せ、当の本人である私が何も覚えていないのだ。
つまり、【① 私が一体何をしたかったのかが不明】ということである。
今のところ、母の推測が一番説得力があるだけなのだ。
【② どうやって冷蔵庫からチューブワサビを取ったのか】
歩き始めた頃の小さな体で、どうやって冷蔵庫の上部にあったワサビを取ることができたのだろうか。
椅子を使ったのだろうか。
しかし、その椅子自体をどのようにして冷蔵庫の前まで運んだのか?
押したのか?赤子の力で?
椅子を使ったとして、その椅子の上によじ登ったのか?降りるときはどうしたのか?
そこまでしてチューブワサビが欲しかったのか・・・。
【③ なぜ”ワサビ”なのか】
母の化粧の真似をしたというのなら、私は色盲だったのだろうか。
母の化粧の中に”緑色の化粧品”があったのだろうか。
というか、チューブ状の化粧品があったのだろうか。
冷蔵庫の中には、からしやショウガ等もあったことだろう。
なのに、なぜ緑色のワサビを選んでしまったのか・・・。
どう考えても、ワサビをチョイスする理由が全くわからない・・・。
【④ 顔に塗りたくるまでワサビの威力に気付けなかったのか】
ツンと来る香りのワサビ。触るとヒリヒリ。
それを顔中に塗りたくるなんてことは、大人でもきつい事だと思われる。
赤子だからということもあったのかもしれないが、それに気付けなかったのは何故なのか。
顔中に塗りたくるまで、ワサビの威力に気付けないものなのか・・・。
というか、何で顔中にワサビを塗ってしまったのか・・・。
【⑤ なぜ化粧品が冷蔵庫にあると思ったのか】
お昼寝中だったはずの私が、おそらく途中で目を覚まして、一人で犯行に及んだこの事件。
母を起こすことなく、何の相談もなく。
何かこう、「化粧したい」ってアクションがあれば、母は私を化粧台に連れて行ったことだろう。
そうすれば、化粧台に行かずに冷蔵庫に行ったなんて不可解な行動をすることもなかっただろう。
当時の私よ、なぜ化粧品が冷蔵庫にあると思ったのだ・・・。
母が一度でも、冷蔵庫から化粧品を出すことがあったのか?
総括すると、「お前はバカか?」ということに尽きる。
ちなみに、幼少期の私には、他にもこのような謎事件が多く存在するそうだ。
恥ずかしいな。
以上、迷宮入り事件のレポートでした。


コメント