今日はブログネタがないから小噺

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小噺 【コウモリ三四郎】

コウモリの三四郎は夜型生活に疑問を持ち、朝型生活へと切り替えるために奮闘中。
三四郎は生活リズム改善修行の為に、その道のエキスパートのところに来ていた。
それは、ニワトリの長介だった。

長介「三四郎、おめぇの気持ちはわからなくはない。今までの自分に疑問を持っているんだろう」

三四郎「はい。師匠、おれは朝型になりたいんです!」

長介「師匠っていうなよ・・・。しかしな、自分のアイデンティティというか、本能に逆らってまで朝型になろうってのは何なんでぇ?」

三四郎「おれ、朝の爽やかな風に乗って、飛びたいんです! ロマンス追っかけたいんです! でもって、昼は寝ないで情熱を燃やしたいんです!」

長介「そうか。ちょっと意味がわからねぇが・・・」

三四郎「お願いします! 師匠!」

長介「わかった。だけど、一つ言わせてくれねぇか?」

三四郎「何でしょうか?」

長介「正直、おれも本能で朝型だから、コツだのなんだの、教えられることはねぇのよ」

三四郎「え? 何ですって?」

長介「お前さんさ、自然に逆らおうなんて、途方もねぇこと考えんじゃねぇよ。辛いだけだろ」

三四郎「だけど、おれは・・・」

長介「まあ、おめぇはまだ若そうだからな。そういう、尖った時期があっても悪い事じゃねぇさ」

三四郎「・・・・・・」

長介「若いコウモリ、力になれなくて悪いな。おれの朝型は理屈じゃねえ。体の芯まで染みついてるもんなのよ。いや、これが本能ってもんだな」

三四郎「おれは、おれは・・・。諦めきれません」

長介「そうさな。おれは大して役に立てねぇが、おめぇみてえに、自然に逆らって生きてる奴なら知ってるぜ」

三四郎「本当ですか!?」

長介「逆らってるのかは正直わからねぇが、奴らは自由に、自分のやりたいように環境を変えやがる。同じ種族のはずなのに、朝型だの夜型だの、それこそ何でも有りらしい」

三四郎「そんな生物が、この世に存在するのですか?」

長介「ああ。そいつらはな、”人間”っていう奴らだ。一度、あいつらのデカイ町に行ってみりゃ、おれの言った事の意味がわかるぜ」

三四郎「人間・・・」

長介「まあ、どうするかはおめぇの自由だ。あばよ、夢に溢れた若いコウモリ」

こうして三四郎は、長介の言葉の意味を知るために、人間の町へと向かうのだった。
果たして三四郎は、朝型生活を手に入れることができるのか?
人間の町で三四郎を待っているものは?

(この続きは予定してません)

以上、暇の産物でした。
ネタがないって怖いぜ!

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