今日、たまたま見たテレビ番組に衝撃を受けた。
「所さん!大変ですよ」って番組だったかな。
番組によると、秋田県のアマノハギという伝統行事が存続の危機に瀕しているという。
アマノハギとは、平たく言うとナマハゲみたいなもので、秋田では地域毎にそのような「鬼」が存在するらしい。
ナマハゲと同じで、決まった日に子供のいる家にあがり、「悪い子はいねぇがあぁぁ!!」ってやるんだと。
もちろん子供達はギャン泣きですわ。
あたしも、未だに保育園の時のイベントで来たナマハゲのこと覚えてるもんね。
本当に印象深いわあ。めっちゃ恐かったもん・・・。
あれはガッツリ記憶に刻まれるね!
色々と教訓を得たとは思うよ、子供ばりに。
だけど、このアマノハギ、最近では家にあがらせてもらえないケースが増えてるそうで。
しかも、鬼役の人達が「アマノハギの日に家にあがらせてもらっていいですか?」って、事前に営業をしてるじゃないか!
ああ、世知辛い世の中・・・。
そんな風になってしまったのには、色々と理由があると思う。
テレビでやってた理由の一つに、「別の土地の人間だから」ってのがあった。
最初からその地に住んでいないから愛着がないんだって。
だから、「は?アマノハギ?いらねぇわ。子供泣くし」みたいな感じなのだろう。
それだけが理由だとしたら、本当にもったいねぇ!とあたしなら思っちゃうな。
あたしだったらさ、もう自分が驚かされる立場じゃないのをいいことに、是非とも生でナマハゲとかアマノハギっていう、「その土地特有のもの」ってのを見てみたい&体験したいもの。
せっかくその土地に来たんだから、その土地にしかないものに触れたいじゃない。
昔からフィールドワークが好きなタイプです。
だから旅行の計画はバッチリ立てるタイプです。
しかも、そのアマノハギ関連で何が一番残念って、鬼達が子供達を恐がらせるどころか、優しく親しみやすくなっちゃってること!
「な、なにやってんだー!」って目玉飛んでいったわ。
宿題を褒めたり、算数の問題なんか一緒にやっちゃったりしてさ。
そんな「子供様(または子持ち様)」やってどうすんだよ!
子供に鬼の恐怖叩き込めないでどうするんだよ!
あたしだったらさ、絶対にそんな事はさせないね!
鬼役の人達に「もうこの際、ガッツリ脅してやってください!遠慮なく!本気で!」って頼み込むよ。
ちょっと身も蓋もない事言っちゃうけど、そうやってガッツリ脅かしてもらって、泣いてる子供の味方になり、子供に「お母さん頼れる!優しい!抱きしめてくれた!」って感じで、鬼を「カマセ役」にしちゃうけどね。
あわよくば、鬼と親しげに話したりして、お母さんスゲー状態に持っていくね。
親の大きさ確認させちゃうね。
でもってそれにかこつけて、「ね?良い子にしてないとダメなのよ。悪い事すると・・・」って躾にも利用しちゃうね。
第三者に、ちょっと荒療治だけど、躾に参加してもらえるんだからシメタもんだと思うけどな。
正直、オイシイ。
しかもあたし自身も、伝統行事を間近で見られてラッキーだし。
ああいう祭や儀式事に使われている物ってのは、全部じゃないとは思うけど代々受け継がれてきてる骨董品みたいなものが多いだろうし、それを近くで見て、もしかしたら触れるってのは貴重すぎる体験だと思うよ。
作法とか行動様式だって、キチンと決まってる場合もあるしね。
はい、あたしは軽度の歴史バカです。
実は考古学とか文化学とか大好きなクチです。
また、ああいう昔から伝統あるお祭りってのは、大体が「神や自然に対する畏怖や尊敬」といった側面もあると思うのよね。
無病息災とか豊穣を願うってのも、神や自然に対する祈りみたいなもんだし。
人間が、特に日本人はそうだと思うけど、自然に対する恐怖とか感謝とかってのを忘れてはいけないと思う。
自然ってでかすぎてまだまだ未知の領域だと思うし、そうかと思えば、人間だって自然の一部なわけで。
この、何とも言えない不思議な関係っていうのかな、身近にあって、恵みあるけど恐いところもあるよねってのを考える&思い出すキッカケになりやすいんじゃないかな。
普通に過ごしてたら、そんな事を意識することってないし。
鬼や妖怪ってのは、自然の恵みや恐さを代弁してくれる使者みたいなもんよね。
あたしは妖怪大好きさ!
妖怪事典を何度も読み返してるよ!
そんなあたし個人は「八百万信仰」です。
まあ、全てのお祭りがそうだ!とは言えないけどね。
発祥不明とか、そもそもの祭の意味なんてのがなくなってしまったりわからなかったりってのも相当数あるだろうし。
それこそ、この秋田のアマノハギのように、時代によって大きく姿を変えてしまった物だってあるだろうさ。
本来の意味でやってる古い祭や儀式なんて、もしかしたら、日本全国に数えるほど少ないのかもしれないね。
ああ、それにしても、もったいなさすぎる・・・。
時代の流れか・・・。
存続してるだけ、まだマシ?なのか?
でもまあ、鬼役の人達にも若い衆がいるってのは救いだなって思ったよ。
だけどテレビって、どこからどこまでが本当かわからないから、今回のことも話半分で受け止めないとな!
それにつけても、伝統が廃れるってはちょっと寂しいなって思いました。
あ、でも、札幌のよさこいソーラン祭は消滅してどうぞ!
こんなに熱く書いたけど、ふと冷静に考えたら、あたしは子供どころか旦那も彼氏もいない、ヒキニートでした!
どうでもいいけど、幼稚園とか保育園の豆まきが一部では「丸めた紙まき」になってるそうね・・・。
子供の鼻に豆が入ったら危ないからって・・・。
いやいや、鼻に豆入れて、梅ちゃんばりに「フン!」って豆を鼻から吹き飛ばすまでが豆まきでしょ?
幼稚園保育園の子供達は、みんなこの道を通るもんじゃないのかい?
失敗して、豆を喉まで転がしてムセることにより、鼻から豆~の危険性を学ぶんでしょ?
え?あたし達だけだったのかい?

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