4月、それは出会いの季節(新たな推しの登場)

スポンサーリンク

前回の記事の続きです。

去年の四月、あたしはマッツ・ミケルセンを知り、ホルモンバランスを崩すほど彼にはまった。
軽く一ヶ月以上、マッツはあたしの心と体から離れずに住み着いていた。
「マッツ~マッツ~素敵だよォ~」って朝も昼も晩も、夢の中ですらマッツだった。
生理周期までも狂う程だった。

そんな春を過ごしていた去年。

そして今年。
あたしはひょんなことから、またしても衝撃的な出会いをしてしまう。

それは突然の事だったよ。

なぜか知らないけどyoutubeのオススメに出て来た動画が、全ての始まりだった。
youtubeオススメって、何でこんなの出てくるの?っての結構あるよね。

その動画は「地下幻燈劇画 少女椿」である。

少女椿ね、聞いた事はあったんだよね。
でもまあ、あたしとはジャンル違いかなーって思って、手を出さなかったわけさ。

だからまあ、その動画も観る気なかったんだけど、サムネのね、とある人物が気になってついついクリックしてしまったのだよ。

見た結果どうなったのか。
あたしはまんまと少女椿の沼に落ちてしまったのでした。

あの不条理で、不思議で、不気味で、不幸で。
どうしようもない世界に閉じ込められたみたいに、あたしは囚われてしまったよ。
もう本当に悲惨な話だよね。

とにかくマジで映像表現が半端ない。
映像ドラッグってこういった映像の事を言うのかな。
次から次へと理解が追いつかない表現の数々はもはや芸術作品の域だわ。
あの昭和感とアングラ感が最高!

もうね、作り手の執念が感じられるっていうか・・・。
原作をリスペクトしてるんだろうなーってのもガンガン伝わってくる気がする。
ウィキペディアみたら、監督が全財産突っ込んで、自主制作に近い形で四年もかけて作ったって書いてあってね、そりゃ魂こもってるわけだわ。
その魂の叫びを見せつけられてるんだから、そりゃ心に残るわけだよ。

あのせまーい描写というか表現、本当に秀逸だよね。
ごちゃごちゃとしていて狭い。
スッキリしてても広がりがない。
みどりちゃんの現在と未来そのものだわ。

動画コメント見てると、グロイとかキモイとか見られないとか書いてあったけど、あたしはそこまで酷いとは思えなかったな。
エログロ鬱とは言うけれど、そこまで酷くないって印象。
もちろん諸手を上げて「万人にオススメ!」とはできないけど。

これよりヤバいのたくさんあるし観てきたし。
まあ、あたしはハンニバル観てるからね。
ドラッグオンドラグーンとかムカデ人間とか、それよりはまだ良いと思うな少女椿は。

原作の漫画読んでないけど、アニメだけの感想では「そこまで言う程酷くない」ってのは自信を持って言えるからみんなも見ようぜ少女椿!

そんでもって、あたしの心を鷲掴みにしてしまったのは、動画のサムネにもなっていた男。
その名も「鞭棄(むちすて)」!

各方面から絶大な人気を誇る彼。
そりゃ人気も出るわよ。
不憫でポンコツでロリコンで最低で、ツンデレで、惜しまれつつも悲惨な死に方するんだもん。

まずもうビジュアルが最高なんですよ。
学ラン?軍服?に、顔が包帯グルグル、両腕がなく、足で日常生活を送る。
とにかく目がカッコいいんだよね彼。

包帯キャラって何でこんなに魅力的なのかな。
志々雄真実もそうだよね。

没年が昭和12年?13年?ってことは、あの顔と腕は戦争の後遺症なのかな?
彼は傷痍軍人で、腕がないためあの見世物小屋に入ったのだろうか。
この辺は詳しく書かれてないみたい。

でもって、アニメだと無駄にイケメンボイスだし。
この無駄にカッコいい声がなんとも素敵で混乱する。

12才の主人公みどりちゃんにガチ恋しちゃう32歳かぁ。
いやにリアルな年齢設定だわ・・・。
ロリコンじゃねーか。

32歳なのに、相手に好意を伝える術が「いぢめ」と「いぢわる」っていう最低な不器用男。
いやそれ何も伝わってねぇよ、嫌悪感しか伝わってねぇよ、不憫なバカめ!
12才の女の子にレイプまでしちゃう外道!

度を越したツンデレ男だが、いきなりポッと現れた自分よりたぶん年上の小さいおっさんに片思いの相手を取られそうになって、慌てて告白したら殺されるっていうね。
不憫極まりない!

というかみどりちゃんを好きなのはロリコンばっかりか!

鞭棄の死に様、本当に光ってたわァ。
あの、泥を口に詰められて殺されるの、本当に因果応報でねぇ。
殺される直前の幻術蟻地獄のシーン、皮肉マックスで最高でした。
この手に掴まれ→ああそうか、手がないから無理だよね、みたいなやつ。
きっつい!!

まあねー、下げマンというか、死神気質で有名なみどりちゃんを強姦したんだもん。
そりゃ死ぬわー。

不憫で外道で最低で、ビジュアルと声がかっこよくて、どこか愛おしい鞭棄さん。
外道ゆえにあの死に方も良い!
「お前はろくでもない奴だ。死ね!」と言ったワンダー正光、グッジョブ!
もうその通りだよ。

素晴らしいよ鞭棄!
死に際が一番光ってたと言っても過言ではない。
いや、一番光ってたのは、死ぬ直前のあの告白シーンかな!

ああ、あっという間に、鞭棄×みどりちゃんの「鞭みど沼」にはまってしまった。
鞭棄単体も、鞭みども、ピクシブでイラストを漁りまくって気付いたら朝です。

いやー、確かにね、みどりちゃんの鞭棄ルートも欲しかったけどね。
だけど、絶対に鞭棄さんじゃみどりちゃんを幸せにできないんだよねー。
絶対あいつDV野郎だし。ロリコンだし。
不幸になる未来しか想像できないからこそ、 さらに悲壮感が増すカップリングだよね。
そこが良いんだけど。

アニメ版の好きな鞭棄さんのセリフ、置いときますね。

「お嬢ちゃん、まだ入っちゃダメだよ。夕方になってからおいで」
「親方なら今いねぇよ?」
ここのシーン、みどりちゃんに対する鞭棄の言い方が優しくて・・・。
どうしてこのまま優しくできなかったんだ鞭棄よ。

「みどり、なんでみんなと一緒に寝ないんだ。一人じゃ寒いだろ」
ここは辛いシーン。
鞭棄外道がみどりちゃんを強姦するシーンだよ。
無駄にイケメンボイスなのが腹立つ。
毛糸のパンツ!

「こんな潰れかかった小屋に来るなんて、大したアホウだぜ」
ここの鞭棄の言い方と横顔がカッコよすぎる。
ちくしょう、外道なのに!

「みどり。さっきは悪かったな。ごめんな」
「もういぢめねぇからよ。お前が最近あんまり、な? わかるだろ?」
「仲直りしようぜ。俺は本当はお前が好きなんだ。本当だぜ」
この告白シーンは神と草。
鞭棄32歳、必死の告白であり、死へのトリガーである。
そしてこの時のみどりちゃん、ひたすら鞭棄を無視してるのがもう面白くて。
めっちゃ大人の表情してる少女みどりちゃんと、まるで少年の様に青臭くて不憫な大人の鞭棄。
このツンデレが爆発する鞭棄に萌えないはずがないじゃないか!

「みどりはおれのもんだ。あんな後から入ってきた得体のしれない小人野郎に渡してたまるか」
そして、12才にデレた結果、あんなことになってしまうのでした。
ムッチー、あんた最高だよ!
とりあえず泥食べな!

いやー、マズいぞ・・・。
これは原作の漫画も是非読みたい!
無修正版と改訂版、どっちも読まないといけない!
追加された絵、削除された絵、見比べたいもんね!
マンガ喫茶にあるんだろうか。

ああ、赤猫座のみんな好きだよー。
カナブン残酷可愛いよー。

ピクシブで平和な赤猫座の絵を見て涙が出たよ。
平和な家族みたいな赤猫座だったら、みどりちゃんの運命も少しは変わったんだろうか。

でもさ、あの時代、前後悲惨だからな・・・。
カナブンや赤座は間違いなく徴兵に取られそうだし。
全体的に貧乏はもっともっと酷くなりそう。
海鼠や芳一はその内餓死するなり、安楽死させられそうな気もする。

正光を失ったみどりちゃんがどうなるのか、想像に難くない。
上手い事できるかもしれないけど、不幸は絶対に付きまとって来るだろうし。

辛いわァ・・・。
どうあがいても絶望の未来だもんなァ。

もうこんなん推すしかないじゃん!
またしても春に素敵な出会いをプレゼントされてしまった気分!
やはり四月には魔物が潜んでいるのだろうか。

鞭棄いいよー!不憫可愛いよー!
すっかり推しの仲間入りだよー!
あの見た目は反則だよー!カッコいいー!

ああ、あたしには現実の人間で運命の出会いはないのだろうか・・・。
あたしもまた不憫なものだ・・・。


コメント