ワンピースってさ、一応少年少女向けではあるけど、よくよく考えて読んだら結構エグイ話多いのよね。
人間の汚い部分とか、運命の残酷さとか、人生の虚無感とか、何か色々あるよね。
複雑に絡み過ぎて、もう何が何だかって感じになってたりするし。
東の海時代はまあまあ平和だったけど、グランドラインに入ってから段々とその傾向が強くなってくるのよね。
あたし個人で言えば、ドフィとヴィオラの愛憎と策略入り混じってカオスな関係がすごくツボなんだよね。
是非とも二人を覗き見したい所存。
とまあ、今週のワンピースネタバレ感想を始める事とする。
セムラに飢えた幼いリンリンは、向かって来る“滝ひげのヨルル”の剣を砕き、あまつさえ投げ飛ばしてしまった。
巨人族の英雄、ヨルルはノックダウン。
もう大変な事態だ。
カルメルは一人火事に向って行く。
彼女が炎に向かって何かをすると、何と、炎に顔が現れた!
声と名前を与えられた大火は、そのまま小さい太陽になり、カルメルに従った。
村の大火は鎮火された。
まさに奇跡だった。
あー、これって、十中八九ソルソルの実の力じゃないか?
カルメルが、以前の能力保持者ってことよね。
一方、冬至祭用に用意してあったセムラを与えられ、リンリンはそれらを食べつくして気絶した。
事態は収拾したように思われたが、そこへ“山ひげ”のヤルルが、リンリンに剣を向ける。
その目には涙が・・・。
可愛がっていた子供の豹変、何よりも、300年共に戦った戦友ヨルルが倒れた。
手当を急ぐが、歳のこともあり、ヨルルは助からないとヤルルは感じていた。
許せることではなかった。
リンリンの処刑を止めたのはカルメル。
彼女は、羊の家の子供達を見捨てるわけにはいかないと言った。
そして、自分がリンリンを連れてここを出て行くとも。
ハイルディンはリンリンを殺せ!と言うが、ヤルルはカルメルに免じて、追放を選んだ。
リンリンはまたしても、国外追放になったのだ。
おそらく、故郷でも似た様なことをしたのだろう。
手当もむなしく、巨人族の英雄ヨルルは死んでしまった。
「リンリンという悪神」「カルメルの奇跡」、この日起きた出来事は世界にわずかに点在する巨人族の国々にもつぶさに知れ渡った。
目覚めたリンリンは、自分が何をしたのかサッパリ覚えていなかった。
ヨルルが死んだことに涙を流してさえいた。
それが、一部始終を知る巨人族達の怒りに油を注ぐことになった。
マザーと離れる事を拒む羊の家の子らと、今や巨人族の目の敵シャーロット・リンリンを連れて、マザー・カルメルはエルバフを後にする。
新しい土地で、新しい羊の家での暮らしが始まった。
施設の建築には、数名の巨人族が協力してくれた。
リンリンの事は嫌いだが、カルメルの人望が彼らを動かしたのだ。
巨人族にとっても「聖母」だから、いつでも頼ってくれとのことだ。
つのる子供達の不安を取り除こうと、カルメルは一層笑顔に努めた。
数日を数える頃には、もういつも通り。
羊の家には子供達の笑い声が響いていた。
羊の家の評判はこうだ。
いかなる問題児も「聖母」の奇跡の力で更生し、良き里親にめぐり会う・・・。
しかし・・・。
世界政府、サイファーポールの面々と・・・。
あれ?カルメル?
どこかの会議室で話し合いをしている。
ここでマザー・カルメルの本性が明らかになる。
なんとカルメルは、人身売買をしていたのだ!!
それも、50年も・・・。
羊の家のイキのいい子供を二年に一度、政府に売っていたのだ。
足のつかないみなしごは諜報部員にうってつけ、と言って。
カルメルがエルバフを出たのは、子供達の、リンリンのためじゃない。
自身のビッグビジネスの材料であるリンリンを手放したくなかったからだ。
サイファーポールも驚くほどの高値で、リンリンを売るつもりらしい。
37年前のアレも、海軍と一芝居うったんだって。エルバフに潜り込むための。
海軍初の巨人の海兵ジュン・ジャイアントが誕生したのも、カルメルの功績だそうだ。
あれ?ジュン?
“ジョン”・ジャイアントじゃなかったっけ?
表記ミスか?
それとも、ジョンと何かしらつながりが?
聖母マザー・カルメルの本当の顔は、身なし子売りのマザー・カルメル。
闇の名を、「山姥」という。
そんな・・・。
そんなカルメルの思惑など知る由もなく、羊の家の子供達は毎日楽しく暮らしていた。
リンリンも、他の子供達と仲良く暮らしていた。
ある日、リンリンが6歳の誕生日の事。
この日はみんなで、リンリンの大好物セムラを積み上げて、「クロカンブッシュ」を作った。
(リンリンは、クロカンボッシュって聞き間違ってたけど)
それをリンリンにプレゼントして、「お茶会」をする事になった。
リンリンがそれ見て泣いていたのは、セムラのクロカンブッシュだけじゃないと思う。
みんなの気持ちが嬉しかったんだよね。
クロカンブッシュ、お茶会。
今のビッグマムの根幹のようなものが出てくるんだな。
ここで説明文が入るけど、この説明文が何とも不思議なのよね。
何かこう、誌的というか、今まであまり見ないタイプの説明文が入るんだ。
それが以下。
「ある日、マザー・カルメルは突如姿を消してしまった。
――それは人生で一番楽しかったリンリンの誕生日。
境遇の似た大好きな「羊の家」の仲間達。大らかで優しい大好きなマザー。
みんなの笑顔に囲まれて、大好きな甘い甘いバースデーケーキを食べると、リンリンは涙が止まらなくなった。
なんて素敵な日。・・・涙で前が見えなくなった。
今日は何て素敵な誕生日!!
ある日、マザー・カルメルは突如姿を消してしまった」
前半は正に幸せなコマが続いていたが、最後の一コマと、次のページから状況は一変する。
リンリン
「はー・・・幸せ。ムチューで食べて・・・机までカジっちゃった。ウップ。
みんな本当にありがとう! おれ一生今日のこと・・・ずーーーーっと」
リンリンの目の前には、誰もいなくなっていた。
かじったであろうテーブルの残骸と、ケーキの残骸と、ボロボロの布が散らばるばかり。
家の中にも誰もいない。
突然一人ぼっちになって、泣いてしまうリンリン。
そして回想は終わり、泣き叫ぶ現在のビッグマム。
ここで今週は終わり。
さあみんな。わかるね?
まあ、あたしの文だけだとサッパリだと思うけど。
あたしの予想だけど、リンリンさ、みんなのこと、食べちゃったよね?
ねえ、リンリン。
君がムチューで食べていたのは、クロカンブッシュだけだった?
カジっちゃったのは、本当に机だけだった?
こわすぎるだろ・・・。
ついにワンピースも冨樫枠に?
ネットでは、食べた食べてない両方の意見があるみたいだけど、あたしは食べた派かな。
現場に散らばっていた布さ、カルメルの服、歯型みたいなのかがあるもん。
ご丁寧に、その隣のコマ、リンリンが口開けてる絵で、どんな歯をしてるかはっきり見えるし。
それに、テーブルクロスなんて引いてなかったよ。
食いわずらい癇癪を起したビッグマムは、周りが見えなくなって、実の子供でさえ殺してしまう。
好物を食べてる時のリンリンは周りが見えず、以前にセムラを食べた時は大人の巨人が二人がかりで止めてたし。
今回は誰も、リンリンを止める人がいない・・・。
あの不思議な説明文も、リンリンの狂気を表していると思う。
ここでもご丁寧に、「涙で前が見えなくなった」って書いてあるし・・・。
しかも、大好きな物を食べると、周りが見えなくなるリンリン。
「大好きな甘い甘いバースデーケーキ」「大好きな羊の家の仲間達」「大好きなマザー」
大好きなものを食べると・・・。
しかもしかも、子供達の「うえええん!」「あああああ」って悲鳴みたいな声が上がってるコマがあるんだよね。
島の一枚絵だから詳細は何も描かれてないけど、あれはガチ悲鳴だと思う。
だって、リンリンとみんなと鬼ごっこしてる時、「キャー、リンリンに殺される!」って子供達が冗談めいて言ってたけど、その時の子供達の声「わはは」とか「きゃはは」って笑い声だったもん。
そう考えるとさ・・・。
子供を食い物にしていた=売っていた山姥の最期が、子供に食べられて終わるってのも昔ばなし的だし。
回想がここで終わったってことは、食べたか食べてないかは想像にお任せってことなのかな。
ううーん、どうなのかしら。
さらに考察を続ける。
カルメルを食べたって前提で考えると、リンリンがソルソルの能力を手に入れた経緯がコレってことだよね。
つまり、悪魔の実の能力を得るためには、その実自体を食べるか、あるいは「能力者を食べる」っかってことになるね。
食べるとしたら、特定の部位ってあるのかな。
脳とか心臓とかさ。
その部位を食べたら、元の持ち主の能力を奪えるみたいな。
悪魔の実の秘密も暴かれつつあるのか?
そう考えると、ティーチが白ひげの能力を奪った方法って、白ひげを食べたからってことになるよね。
うわあ・・・。
そして今、ティーチは能力者狩りをしてるらしいし・・・。
ということは・・・。
ビッグマムにとってカルメルの写真が弱点ってのはさ。
もしかしたら、心の奥底で、ビッグマムはカルメルや仲間達を食べたって覚えてるんじゃないだろうか。
カルメル写真が割れる=食い裂かれたカルメルや仲間達がフラッシュバックするってことなのかもしれない。
罪の意識が、ビッグマムを苦しめているのかも?
まさかランチャー撃ち込んだら、ビッグマムの中からカルメルや仲間達の骨とか残骸とか出てこないよね?
ははは、そんな事あるわけないか。
これはこの先の展開で詳細が出てくることを待つしかないかな。
ちょっと鳥肌が立ちましたぜ。
この先どうなるだろうか・・・。

コメント