NHK大河ドラマ「精霊の守り人 第三期」の感想 その9

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ついに最終回!

土曜日にリアルタイムで観たかったんだけど、ちょいと用事で観られず、本日録画を観たのでした。
最後の最後でこれだもんなァ。

しかもさ、新聞の番組紹介欄に「タルシュ帝国が滅びる」とかサラッと書いてあるんだもん。
はあ!?!?!?ってビックリしたから、内容がとてつもなく気になって仕方なかった。

最後の最後にヤバイ改悪してきたなーと、おっかなびっくり、最終回を観てみましょう。
精霊の守り人ドラマの感想記事も、今回でおしまいじゃい。

いよいよ最終局面。
新ヨゴ、ひいては、北の国々の運命が決まる時!

せっかくロタとカンバルの援軍を率いてきたチャグムだけど、帝が援軍拒否。
援軍のおかけでヤズノ砦に勝てたのに。
バルサとタンダはタルシュの捕虜的な扱いになりピンチ。
ナユグの春はすぐそこまで来てるし。
さてさて、どう幕を閉じる?

新ヨゴのオッカ村、タルシュ軍の本拠地では。
バルサがチャグムを案じていた。
タンダは脚の傷の影響で体調不良かと思いきや、トロガイに魂を飛ばしていた。

新ヨゴの王宮では。
牢屋いたチャグムは、ジンに助けてもらった。
シュガから聞いたのは、トゥグムとガカイが行方不明になってしまったこと。
二ノ妃は、星導師が死んだのは自分のせいだと悔やんでいた。
帝に、星導師が裏切り者だと告げてしまったから。
いや、それは本当の事だから、二ノ妃のせいではないよ。
チャグムはその件について二ノ妃を慰め、加えて必ずトゥグムを連れ帰ると約束する。

ガカイはトゥグムをつれてタルシュ帝国軍のところに逃げていた。
簡単に国を裏切ったよさすがガカイ様。

チャグムはジンと馬を走らせる。
ガカイとトゥグムはタルシュの本拠地にいるだろうし、どっちみちチャグムはラウル王子に用がある。
そこへカームが駆け付ける。
カームは、カンバル兵は国に返したが、自分は王の槍として用心棒としてチャグムに付いていくというのだ。
君も成長したね!頼もしいぞ!

ヒュウゴは突然、空にナユグの異変を見る。
そう、彼もナユグが見える人だったね。
タラムー巻いてるし。

タンダの家ではトロガイが待機している。
タンダは自分の魂をトロガイの所に飛ばし、ナユグの異変を、それがこっちの世界に及ぼす災害を何とか大勢の人に伝えなければとトロガイを説得する。
呪術師ならば、たくさんの人を助けなければ!とタンダは言うのだ。

トロガイは命がけで魂の鳥を飛ばし、ナユグに気づけることができる人にコンタクトを取ろうとする。
アスラやコチャのような人がきっと、トロガイの訴えに気づいてくれるだろうと希望を込めて。

いや、シュガの事も忘れないであげて・・・。

再びオッカ村。
チャグム、ジン、カームはたった三人で敵の本拠地にやって来た。無謀か。
ものすごく多勢に無勢。
タルシュ軍は戦闘準備を整え、今にも動き出しそうだ。

チャグムは、自分が行くからと、カームに待機命令を出す。
万が一に自分に何かある場合はカンバルに帰り、カンバルを守る様にカームに言う。
カームが同行する意味があまりなくなってしまうじゃないか!
チャグムとジンは敵陣へ。

ラウル王子の兜だっせえええええ!!
というか、タルシュの武器防具全体的にだせえ!!

ヒュウゴが、捕らわれていたバルサとタンダの縄を切る。
手首の縄はそのままだけど、バルサだけを連れて行くヒュウゴ。
タンダはヒュウゴに、ナユグの異変が!と訴える。
ヒュウゴはそのことを理解できる。

チャグムはジンを連れて、ラウル王子に休戦を申し入れる。
そこへ連れてこれらたのはバルサ。
これは一体どういうことだ!?と驚くチャグム

気を取り直してチャグムは、この戦は無意味だと全体に告げる。
新ヨゴの都は、水に沈んでしまうのだから、と。

新ヨゴの王宮では、シュガが必死に帝に「国の危機」を訴える。
ナユグの春が大洪水を引き起こす、だからみんなで避難しないと!
そして、新ヨゴの始祖の真意、国の行く末、この度の大洪水の災害、それらを読み解く事ができなかった事を星読みの末席として、謝罪申し上げると。
ああ、やっとシュガの見せ場が。
それでも「天才」ってところだけはどうしても出し切れなかったわね。残念。

帝は、シュガの必死の訴えを聞き入れ、民をみんな避難させるように指示を出す。
しかし自分は、この国と共に浄化される道を選んだ。
国と共に死ぬつもりだ。

オッカ村では、シュガと同じように、チャグムがラウル王子に来る災害を必死に訴える。
ラウル王子の言う通りにしてタルシュ帝国に国民を渡す、そんなことはできない!
だけど国を守る!と。

不意に強風が、あたりをなぎ倒す。
天候が大きく崩れ、豪雨がやってくる。
遠くでコチャが「水が来る!」と騒ぎ立てる。

クールズがチャグムを殺そうと刃を立てた時、ジンが前に出て先にクールズを攻撃。
それを合図に場は混戦状態に。
カームがそこに飛び出し、バルサに槍を投げて渡す。
バルサは手首の縄を切り、槍を受け取って応戦。
まさに電光石火。
ラウル王子はそれ見て楽しそう。

しかし、すぐにバルサはラウル王子を拘束し、人質とする。
一気にその場は硬直状態となる。

突然そこへ、セナがタルシュ帝国からの書状を持って入ってきた。
書状には衝撃的なことが書かれていた。

ヒュウゴがそれを読み上げる。
「タルシュ帝国が滅んだ。皇帝も皇太子ももはやいない。反乱軍が首都を抑えた」

な、なんだってーーーー!!!!

オッカ村のタルシュ軍にも裏切り者がおり、すぐにラウル王子達を取り囲む。
ラウル王子は笑って、何もかもヒュウゴの計らいであることに気づく。
そう、ヒュウゴはベリス総督と裏会談してたね。

ラウル王子は、全てを諦めたように笑い、「自分を殺せ」とバルサに詰め寄る。
何故バルサに?ここは宿敵チャグムじゃないの?
バルサとはそんな縁ないよね?

ここはやっぱりチャグムとラウル王子の一騎打ちにするべきだったな~。
この二人は、見た目も性格も生き方も、良い意味で対比になってるのに!
この素晴らしい対比を利用しないなんてもったいないよ!
正に価値観のぶつかり合い!ってくらいに胸熱な展開になりそうだったのに。

とにかく、バルサと一騎打ちをするラウル王子。
さすが過激派ラウル王子。
武芸の達人でもあるのね。

ラウル王子を圧倒するバルサ。
そして、負けたからと言って簡単に死を選ぶラウル王子に、戦いながら説教をする。
これを言わせたいがために、バルサとの戦いにしたんだろうね。
まあ、ここの演説は中々いいね。

そうよ、どんなになっても、負けてしまっても、生きていかないといけないのだよ。
みんなそうやって、戦ってるんだもんね。
力あるはずのラウル王子が、簡単に戦いから逃げるなんて許されない。
チャグムをごらんよ、どんなになっても、諦めずに戦ってきたじゃないか!

ラウル王子は泥まみれになって倒れた。
そこへヒュウゴが、書状片手にラウル王子に近づく。

タルシュ帝国は、生まれ変わらなければならない。
南の大国として、侵略ではなく、別の方法で国を発展させていこう、と。
国を滅ぼされ、親兄弟を殺されたヒュウゴが、それでもラウル王子について行くのは、南の大陸を良くしたい一心だ。
ベリス総督もヒュウゴも、ラウル王子にならそれができると見極めている。
どうか!ラウル王子の力を貸してほしい!と、ラウル王子に言う。

ヒュウゴの本心を聞いたラウル王子は涙を流す。
これから彼が、どんな風に生きていくのか、楽しみではある。

トロガイは力を振り絞って、魂の鳥を飛ばす術を使う。
トロガイのセクシーショットはいらなかったな・・・。
まさに命がけの大術だ!

トロガイの魂の鳥は、各地に飛んでいく。
コチャへ、アスラへ、タンダへ、チャグムへ・・・。たくさんの人へ。

コチャはもっと上へ逃げろと叫び。
アスラ言葉を取り戻し、マーサ達に避難を訴え。
タンダは情けない声でタルシュ軍にも逃げる様に伝え。
チャグムは倒れた。

トゥグムを連れたガカイは、あわれ崖下に落ちてしまった。
残されたトゥグムはどうなるの?
だけど、ガカイ様はしぶといから生き残るんだよな~。
さすがブレないね!

帝は一人、静かな王宮に残った。
二ノ妃が一緒に残りたいと帝に言うが、帝の命令で、シュガが彼女を連れだした。
間に合うのか?

いよいよ天から大水が新ヨゴの都を襲う。
帝の側にはモンが一人、控えていた。
帝と運命を共にするのはモンなのね。

濁流に飲まれた帝は死の間際、魂を飛ばして来たチャグムと再会する。
言葉はなく、手と手を取り合った二人。
父子としての、久しぶりの穏やかな時間だったに違いない。

チャグムはバルサの腕の中で目覚めた。
父の死を理解したチャグム。

山の宮、王族の別荘にて。
チャグムは二ノ妃やシュガと再会する。
有能なジンがトゥグムを救出していた。
トゥグムは魂の鳥=トロガイの導きによって一人でここまで来たという。
やるじゃん!
ちなみに、トロガイは無事生還。

新ヨゴの都は、きれいサッパリ水に沈んだ。
しかし、国民は大半が生きている。
これからまた新しく、国を作っていくのだ。
復興するのです!

チャグムがついに、帝になる時が来た。
神にはならないけど、人として、国を導いていこうと。
バルサの強い生き方を倣って、自分も強く生きていくと。

さっそくチャグムが復興のため動く。
ジンとシュガがそれに続く。

二ノ妃が改めてバルサにお礼を言う。
あなたが用心棒で良かった、と。
報酬の話をするが、バルサは「もうもらった」と微笑んだ。

バルサは一人、雪の残る青霧山脈の中を歩いていた。
木の根に腰かけ、何事かを考える。
そしてまた歩き出し、タンダの家へ戻る。
「ただいま」とバルサが言えば、「おかえり」とタンダが返す。
穏やかな二人の日常で、完。

ドラマ「精霊の守り人」、これにて終了でございます!

それでは総評を。

概ね良かったです!
衣装だとか文化だとか、細々としたツッコミあり。
ログサムとかタルシュとか、大きなツッコミもあり。

タルシュ帝国はまあ、広げた風呂敷を無理矢理畳んだ感はあるね。
なんでアッサリ滅ぼしちゃったかなぁ。
皇帝と宰相と皇太子達の複雑な重なり合いの国だし、やり手が多い国なのにね。
そんなにアッサリ滅ぼされるようなら、あそこまで侵略の手を広げられないでしょ!
ちょっと浅はかだったかな、滅ぼしちゃうのは。
タルシュのこれからって意味では、滅ぼしちゃうのは間違ってると思うよ。

でも、鈴木ヒュウゴが高良ラウルに必死に国の行く末をお願いするシーンは良かったな。

とりあえず、アスラとチキサが可愛いのに終始癒されました。
板垣チャグムの清廉さも素敵だった。
高良ラウルの二次元感も素晴らしい。
モンとジンも良かったし、ガカイ様のブレない演技も良かった。
トリッキーな帝も中々の藤原竜也でした。

そして、綾瀬バルサが大変素晴らしかったです!
大半が綾瀬バルサのお陰だと思うこのドラマ!
最初は「綾瀬はるかがバルサ?できるの?」と不安だったけど、蓋を開けてみたらぴったりだったよ。

ありがとう、綾瀬バルサ!

でもって、改めて、精霊の守り人の素晴らしさを実感したよ。
また小説読み直そうかな。
他にも読んでるのかるから、すぐにとはいかないけど。

ドラマシリーズお疲れ様です!

大河ファンタジーもなかなか良きですな!
ちょっと怖いけど、次は「十二国記」どうだい?
ああでも、妖魔とは無理かな・・・。
せめてアニメでまたやってくれないかな。
精霊の守り人のアニメも続編作ってくれ。

というわけで、この辺で締めます。
お疲れ様でした!ありがとうございました!


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