12月5日発売、今週のハンターハンター 「No.397 結成③」

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先の展開が読める。
でも、お願いだからあたしの予想通りにならないで。
頼むよ!!!!

そんな風に祈る漫画も珍しい。

てことで、今週のハンターハンターネタバレ感想を始めます。祈りが通じるわけないだろ。

 

 

 

そういえば、ヨークシンでクロロがレクイエムの時「ウボォーさん」って思ってたの、子供の時にそうやって呼んでたからなんだね。
今だからわかる人間関係。
伏線と言うよりは、そういう「歩み」なんだなぁと思う。

冨樫先生は天才か?
設定もすごいけど、見せ方が上手いんよ。

さて、本編だけど。

カタヅケンジャーの上映会が始まる寸前なんだけど、メンバーが三人も来ていない。
フランクリンとノブナガとサラサ。

あら?しっかり者だと思ってたフランクリン、意外と毎度遅刻ギリギリなんだ。
いやいや~、きっと慈善活動してるからだよ!
ギリギリまで何かしらの善行を積んでるんだって!

あと、ノブナガって時間にうるさいんじゃなかったけ?
あれは大人になってからなのかな。あれ?違ったかな。
それかギリギリまでいつも用事があるのかもね。

でもって、ウボォーは時間にうるさいタイプなのね。
彼は大人になってもそうだったっけ。
「15分前に来てねーとかありえねェ」って言ってるけど、けっこう早いね!

それにしても、サラサが遅刻とは珍しい。
クロロは心配そうな顔だ。
居ても立っても居られないようで、クロロはシーラと一緒にサラサを探しに出る。

乳母衆(めのとしゅう)ってのがいるんだって。
なるほど、みんながみんな親がいるとは限らないもんね。捨て子が大半だろうし。
いたとしても仕事でいつもいない可能性あるし、こうやって皆で育てるシステムがあるんだね。

乳母衆もサラサを見ていない。
昨日から見てないんだって・・・。

他のメンバーもクロロと探しに出るが、開演時間になってもサラサが見つからない。
どうやら集落外に一人で出たようだ。
昨日の話の流れからきっとビデオを探しに行ったんだ!とウボォー。

このままサラサ不在で上映を始めるのか?
皆の視線がクロロに。

予定時間から遅れて、クロロがステージに立った。
そして、今日のカタヅケンジャーは公演中止になることをギャラリーに告げた。
演者の一人であるサラサが昨日から行方不明であることも告げた。
最近流星街各地で子供の誘拐・失踪が頻発しているからとても心配だとも。
「とても危険な状況なのに対策を怠ってしまい、彼女を一人で帰してしまった・・・僕の、僕の責任です」

クロロはしっかりと言葉を繋いでいるが、左手はズボンの端を握りしめている。
怖くて悲しくて不安で、たまらないんだと思う。

クロロはまだ子供だよ・・・。
天才だし、しっかりしてるように見えるけど、まだ子供なんだよ・・・。
どんな気持ちでいるのか、考えるだけで辛くなってくる。
クロロだけの責任なんてことは絶対にないし、何より悪いことする奴が悪いんだよ!!

この場面、漫画の絵ではクロロの顔は映っていない。後ろ姿だ。
それなのに、ズボンの端を強く握りしめているのを描くだけでクロロの心情が痛いほどに伝わってくる。
冨樫先生は天才だよ。心を抉る天才だ!

劇団のメンバーは、これからまたサラサを探しに行く。
だから今日の公演はお休みだってみんなに伝えるクロロ。
すると、会場の子供達は揃って「探すの手伝うよ!」と手を上げる。

危ないからと断ろうとするクロロだけど、ウボォーが指揮をとってまとめてくれた。
集落ごとに集まり、大人にも声をかけて、みんなで力を合わせてサラサを見つけよう!
フィンクスも子供達をまとめてくれる。

クロロはフィンクスからバイクを借りてウボォーと捜索に出ることになった。
みんなから助け舟をもらって、クロロは涙を流す。
必死に涙をこらえて返事をするクロロが可愛すぎる!
いや、まだ子供なんだからさ・・・。

流星街の子供達総出でサラサ捜索が始まった。
大人達も可能な限り手を貸してくれているだろう。
サラサはどこかで怪我をして動けなくなっているだけ、そう信じて。

クロロはウボォーが運転するバイクで方々を巡る。
サラサの持ち物と思われるバッグが見つかった。車のタイヤの跡もある。煙草の吸殻も。
もしかしてサラサ、ここで車にはねられたのかな・・・。

まだ探していない森、そこにいるかもしれないと向かうが・・・。

雨が降って来た。

クロロは絶望を必死でこらえて、その現場を見つめる。
木の枝に黒いゴミ袋がぶら下がっている。
その下に血だまり、周りに武器のようなものが何本か突き立てられている。
ゴミ袋が下げられている木の幹には何やら紙が貼ってある。
何か文章のようなものが書かれているようだ。

「まだ、誰かは、確かめ・・・てみねェと」
ウボォーはそう言うが、内心はもうわかっていると思う。

「僕が見る」とクロロは言い、ゴミ袋の下に立つ。
ウボォーに下ろしてほしいと告げるが、ウボォーは木の幹の紙を取った。
ウボォーは手紙に書かれている文字が読めない。何て書いてあるのかわからない。
クロロに何て書いてあるのか聞くが、クロロはそれよりもゴミ袋を下ろしてほしいと繰り返す。

ウボォーは木に登って、ゴミ袋をぶら下げているロープを切った。
クロロの上にゴミ袋が落ちてくる。クロロが抱える程に大きなゴミ袋だ。
ズシッと重みがあり、受け取ったクロロは尻もちをついた。

劇団のメンバー達が固唾を飲んでクロロがゴミ袋を開けるのを見つめる。
パクノダは口を押さえて震えている。
もしかして、紙の文章が読めたんだろうか。

ところで、このメンバーの中で文字を読めるのは誰だろう。
クロロはもちろん、初期から稽古に参加していたパクノダやシーラも読めるのではないか。
サラサは公用語の文字を読めるようになっていたし。
となると、パクノダの反応からして、ものすごく凄惨な文章が書いてあったのではないだろうか。
キツイなぁ・・・。

クロロは恐る恐るゴミ袋の紐を解き、袋の口を開け・・・。
中には、バラバラになったサラサの遺体があった。
サラサの額に画鋲のようなものが刺さっており、そこにも何か文章が書かれている紙がある。
よくみると文章の最後にスマイルマークがついている・・・。
なんて悍ましい!!
明らかに遺族や仲間を煽る内容だろう。

クロロの悲しみが伝わってくるような表情に胸が痛む。
震えている。
それを離れた所から見ている仲間達も、ゴミ袋の中がサラサの遺体であると確信している。

ウボォーは怒りに総毛立つ。
クロロに、紙に何て書いてあるのか強めに問い詰める。
だが、クロロは頑として「言わない」と言う。

ウボォーはもちろん納得できない。
サラサを殺した糞野郎共は何て書いてった!?と、クロロの胸倉を掴んで叫ぶが、それでもクロロは「言わない」の一点張りだ。
クロロの目が真っ黒に光を失っている。

「絶対、口にしない。死んでもッ」
「知りたいなら自分で調べろ!」

ウボォーは行き場のない怒りをどうしようもできない。
だが、そこでマチが「サラサを置いてく気か!」と怒鳴る。
サラサの遺体が入ったゴミ袋を抱きしめ、早く連れて帰ろう、と言う。
「このままじゃ可哀想・・・。痛かったよね。怖かったよね。ごめんね」
マチ、いつもは跳ねっ返りのオテンバちゃんだけど、本当に優しい子なんだね。

そこでパクノダが声を上げて大泣きした。
隣にいるシーラも泣いている。

雨がずっと降っていた。

 

 

その後。
サラサの葬儀が行われた。
棺の中のサラサはすっかり綺麗になっていた。
まだ生きているみたいに、眠っているように綺麗になっている。

流星街のエンバーマーであるレンコ氏によるエンバーミングが施されたようだ。
正に奇跡の技術だ。

レンコさんのキャラデザいいな!
冨樫ワールドのキャラって感じですごく素敵!
とってもコスプレしたいわ。

劇団の子供達は棺の中に花を入れていく。
ウボォーはカタヅケンジャーのビデオを入れた。
あんなにビデオに執着していたのに、サラサの為に自ら譲るとは、彼も成長したんだね。
オレ達は全部憶えたからサラサに持っててもらおうぜ、って。

マチは一人、レンコの所へ行く。
どうやらマチはエンバーミングに興味がある様だ。
レンコは、自分のは技術じゃなくて特殊能力だから他人が覚えるのは無理だとキッパリ言う。
しかしマチは、その能力はレンコさんの体の周りがすごく光ってるのと関係ある?と返す。
あら!マチったら、オーラが見えるんだ!
天然で念能力の素地があったってことなのかな?すごいじゃん!

レンコはマチの綺麗な目を見て「にくったらしいわね!」と言い、何か栞のようなものをマチに渡す。
「乳母衆の許可が下りたらいつでもいらっしゃい。最終バスに乗って「キリモリ谷まで」って伝えてこれを見せればタダで連れて来てくれるよ」とのこと。

なるほど、マチはここで習うのか。
てことは、天空闘技場でヒソカの遺体を「綺麗にしてやるよ」ってのはある意味本職をしようとしてたってことね。
念糸縫合は元々エンバーミング技術の一つなんだね。

サラサを弔い、お墓を後にしたクロロ達。
クロロはウボォーに「三年待ってもらえる?」と告げる。

自分が14歳になるまでに全部整える、と。
自らの力も、流星街のシステムも。

そんな・・・。クロロ、あなたまだ11歳でしょ?
14歳までにはって、まだそれでも子供じゃないか。
でもこの世界では早熟しなきゃいけないのか。
子供だろうが関係ないし、子供だからこそ理不尽な目に遭う、命を脅かされる。
だから早く大人に対抗できる力をつけなきいけないのか・・・。

ウボォーは「待てない」と言う。
今日にでもここを出てサラサの仇を探す!って。
そんなのどうやって探すんだ。
見つけたとして、ただの子供にはどうしようもできないよ。
わざわざ殺されに行くようなものだ。

クロロ、おそらくウボォーがこういう無茶をするとわかってたから、紙に書かれた内容を言わなかったのかもしれないね。
犯人達は自分達の特定につながる何かを、迂闊にも書いていった可能性あるな。
流星街の人達を下に見てるんだから、そりゃそういうことするだろうね。

クロロはここから三年で「変わる!」と力強く言う。
今、世界で通信の革命が起きているのがその根拠だ。
天才クロロは世界の流れを敏感にくみ取っていた。
通信インフラが整えば世界中の人間が光の速さで一瞬に繋がる。
個人発信の情報を世界中の人々が目にする環境、インターネット、劇的な変化だ。

あんまりピンと来てないウボォーに、クロロはさらに説明する。

サラサを殺した犯人達はきっと、手元に記録映像を残している。
流星街の住民に向けた顕示欲の強いメッセージ、一定方向を意識して作られた犯行現場、あそこは劇場と同じだ。
クロロ達が立っていた場所に煙草の吸殻が何本も落ちていた。
つまり、そこで映像を記録していた奴がいる。
こいつらは自分達の「作品」=犯行の様子を世界中に発表できる機会があると知れば、それを我慢できない。

話しながら、クロロの目は黒く濁っている。
何かに憑かれたようにクロロは話し続ける。
何となくだけど、ウボォーに話してるってよりは、自分を追い込む感じに見える。

悪事は闇に潜る。
それは新しい通信環境でも同じ事だろう。
無数の光が一瞬で往来する世界にも国境はあって、通過する際に管理統制されたとしても連中は抜け道を探すだろう。
その抜け道を自分達が先に用意するんだ!とクロロ。
流星街を空白地帯として利用し、警察の追跡を避けるシステムを作ってしまえば、悪人は必ずそこを経由する!規制がないわけだからね。

シャルナークが出て来て、クロロの話を補完する。
新しい技術の中に悪人の隠れ家を作って、ノコノコ集まった奴等の中からお目当ての犯人を見つけるって事だ。
「わかりやすい!」とウボォーも納得。

「オレ達も手伝うよ」
シャルナークがそう言って、クロロの前に仲間達が集まってきた。
幻影旅団の初期メンバー達だ。
「三年なんてあっという間さ。準備する事は沢山ある」
「犯人に近づく為の知恵と道具。犯人を見つけた時に必要な力と技術」
これら必要なものを、これから九人の子供達で作っていく。

シーラはこの輪に入らなかった。
九人に背を向けて去っていく。
シーラももしかしたら、犯人達からのメッセージを読んで知ってるのかもしれない。
何か思うところがあるのか、複雑で辛そうな顔で去っていく。
この時彼女は何を考えていたんだろう。

シャルナークの言葉を受けて、クロロはさらに付け加える。
他にもう一つ、とても大事なものが必要だ。

それは、これ以上流星街でサラサ達みたいな犠牲者を出さない様にする為に必要な事。
「自分の人生を捧げる覚悟」

クロロは集まった八人に告げる。
三年経ったら自分は沢山の人間を殺す、とキッパリ言い放った。
パクノダは辛そうに顔を歪める。
あの穏やかで可愛くて純真で優しいクロロは、これからいなくなってしまうのだから。
クロロはそのままでいいとパクノダは言っていたけど、そのクロロがいなくなる。

クロロもそれはわかっている。
これから自分の進む道は修羅道だ。

サラサは決して、クロロが修羅道に入ることを望んでいない。
友達に人殺しなんてしてほしくないだろう。
それでもクロロは、決してこの世で奴等をこのままにしない。許さない。
「あんな・・・事をした連中が、現行の法体系の中で心から深く反省し、悔い改める姿を、僕はどうしても想像出来ない」

クロロが「あんな・・・」と言葉を切るくらいだから、よっぽど凄惨な事が行われたんだろう。
やっぱりあの紙には、犯人達がしたことが克明に書いてあったんじゃないかな。
おまけにサラサの反応も記録してそうだ。
○○をこのナイフでこうやって切ったらこういう反応(泣き叫んだ・痙攣などなど)をしたみたいに書いてそう。
吐き気がするぜ!!

現場から押収された、サラサを切り刻んだであろう凶器には様々な種類があった。
おそらく強姦もされただろう。精液の付いた葉っぱや土も押収されていると思われる。
マジでね、漫画内に押収凶器がズラっと並んだコマがあるのよ。
煙草や葉っぱもしっかり押収されてるの。
つまりそういう可能性があるって暗に言ってるのよね。
胸糞悪いぜ!!

クロロは、何度でもいうけど11歳だよ。
でも頭が良い。だから目的のために自分がどうしたらいいのか最適解を出せてしまうんだ。

「僕は残りの人生を悪党として生きる。世界中の人間が恐れ慄く程の。小悪人共が震え上がり決して流星街に近づかない様、この街と自分をデザインする」

クロロはウボォーを見上げる。
「ウボォーさん。僕と一緒にやってくれる? 旅団の、リーダーとして」

それって、僕と一緒に地獄へ堕ちてくれって言ってるのと同義だよね。
ウボォーにも、みんなにも。
劇団としてではなく、悪党として世界を巡るんだ。

ウボォーはどこか穏やかな顔でクロロを見る。
「いや、クロロ、お前が頭だ。お前が頭なら、オレは死ぬまでついていくよ」

ウボォーはそう言って、右手を上げて人差し指を天に向けた。
他の仲間もみんな同じポーズをしている。
これは流星街における誓いのポーズなのかな。

クロロは下唇を噛んで、力強く頷いた。

そして数年後、幻影旅団=クモが始動する。

今週はここまで!

 

 

あれだな。
クロロは三年って言ってたけど、旅団設立にはもう少し時間かかってるよね。
明らかにクロロ14歳じゃないもん。
16~19歳くらいって感じだ。
それにしてもイケメンだわ!

旅団、クモ、蜘蛛。
インターネット、ネット、蜘蛛の巣。
インターネットに蜘蛛の巣ように罠を張って、目当ての敵がかかるのをひたすら待ってたんだね。
だからクモなんだ。

あとウボォーさ、だから仲間を売るような真似しなかったんだね。
クラピカに殺される寸前でも、ウボォーは弟妹分達を売らなかった。
そう考えると泣けてくるじゃん。

幻影旅団は流星街を守る為に生まれた。抑止力だったんだ。
こんなに悪を挫くための組織なのに、なぜクルタ族を襲ったんだろう。
子供まで皆殺しなんて、クロロ達が憎悪してた大人達と一緒じゃないか。

あれ?
もしかして、サラサを殺した奴の中にクルタ族がいたの?
あるいは、流星街の子供狩りにクルタ族が関わってるの?
どうなんだ・・・。まさかそれでシーラがクルタ族を売ったの?

クロロの顔、人相変わったよね。
たれ目がちの目はいつの間にか吊り上がっている。
人相も変わったように、性格も変わってしまったんだろうか。

続きを読みたいけど、読むのが怖い!読みたくない!
でも読みたい!助けてジレンマ!

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