10月15日発売、今週のハンターハンター 「No.384 抗争」

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やっぱさ、冨樫先生って天才だよね。
や、毎回こんな感じの事言ってるけどさ。

結局さ、ハンターハンターのキャラクターどころかあたし達読者も、冨樫先生の掌の上なんだよね。

うえーい、今週のハンターハンターネタバレ感想はっじめるよー!

今週は、先週号の回から一日前の話になります。
8日・日曜日の晩餐会の一日前。

7日目 土曜日 PM 10:30
シャ=ア一家事務所にて。

応接室にはシャ=ア一家の構成員と旅団の三人。
オウ=ケンイが誰かを連れて入って来た。
あの開かずの扉から。

船内で派手に殺人をしたルイーニー。
彼はまだ見つからないらしい。
二度目の一斉捜索でも発見できず、いよいよカキン軍も組絡みの線を疑いだすとオウは懸念する。

ただ、エイ=イ一家にはバッチリ狙いを定めている。
エイ=イ一家の動向を知るためには本格的なガサ入れが必要だが、他のマフィアにはそれが好都合。
ただそうなると、自分達のアジトも捜索対象になっちゃう。
まあ、やむを得ないけどね。

オウと一緒に入ってきた男、旅団とは初対面。
ちょっとフィンクスから文句があったけど、とりあえず自己紹介。

オウと来た男は、シャ=ア一家組長補佐で、第七王子私設兵軍事顧問のタハオ。
ルズールスのところだ。
確かシャ=ア一家は第七王子がケツモチだったっけ?

タハオは念能力について知らないみたいだけど、念についての理解が早い。
すぐにルイーニーが念能力者である可能性を受け入れた。

オウの話によると、この数日でシャ=ア一家の組員が8人行方不明になっている。
シュウ=ウ一家でも同じことが起きているんだって。
シノギを集めている下部組織の報告によると、姿を消した労働力の数が300を超えたそうで、単独とは思えないレベルだとか。
第三層で騒ぎを起こしたヒットマン=ルイーニーと その仲間たちが下層へ降りてきて、巧妙な形で人狩りを続けていると、オウは考えている。
だから早急の対策が必要だって。

そして、それに旅団が関係してくる理由とは。
フィンクス・フェイタン・ノブナガは、というか船にいる旅団はヒソカを探してる。
でも第五層にはいなかった。で、次は上の層を探したい。
第四層を受け持つシュウ=ウ一家に話を通してくれたら、その迷惑なヒットマンは俺達旅団が始末するよーって言うのだ。

フィンクス達の見立てでは、ヒットマンは空間移動能力があり神出鬼没だが、必ずやってくる場所がある、それがここシャ=ア一家の事務所だ。
十中八九、ヒットマンの目的はタハオが出てきたその扉の向こう側にある。
そう、正にタハオがこの部屋まで来た道、扉の奥の上層につながる道だ。
ヒットマン=ルイーニーが狙ってるのは、上層階への直通路だ。

タハオは疑問をフィンクスに言う。
エイ=イ一家もケツモチの第四王子の通路があるはず、なんでわざわざ俺達の方から?
「さあな。組長の命でも狙ってるんじゃねェか?」とフィンクスはさらりと言う。
タハオの顔色がちょっと変わる。

オウが意見を言う。
襲名したばかりのモレナの事を第四王子の方が警戒しているのかもしれない、と。
エイ=イ一家のモレナが第一層にいるかどうかリー組長に確認してもらってくださいとタハオに言うオウ。

タハオは快諾する。
モレナの居場所次第で状況が大きく変わってくるな、とも言う。
もしモレナが現時点で上の層にいないなら、、お前ら旅団はもう抜けられねーぞ?と旅団に言う。

どういうことかというと。
タハオは、全面抗争になる、手打ちのないどちらかが潰れるまでの戦争だ、と言う。
言葉の迫力から、大げさに言ってるのではないとわかる。

オウとタハオが説明してくれる。
カキンのマフィアには喧嘩(カチコミ)の流儀がある。
組員の独断で勝手に殴り込みや銃撃(ドンパチ)をやる場合には、事前に組長に相談し組長同士で連絡を取り合う。
外野から見たら訳わからないけど、まあ、土地土地に文化があるから。

つまり。

A組・組員「組長! 俺はもう我慢できません! 独断で殴り込みに行かせてください!」
A組・組長「わかった。そこまで言うなら行ってこい。話は通しておく」
その後、A組組員がB組組員をやってしまう。
A組。組長「すまねェな。ウチの若い衆が勝手をした」
B組・組長「若気の至りだ。しかたねェさ。○○で手を打とう」

こんな感じで裏でやり取り=手打ちにするのだ。
手打ちの条件は金だったり命だったり体の一部だったり色々だが、基本被害者側の組長がバランスを考えて提示する。
これが組長の度量と仕切りの能力の見せ所になる。
組長連絡は事後承諾になることが多いが、その場合事から24時間以内ってのが暗黙のルールだ。
事後報告で最も重要なのは、事件当時「組長が縄張り(シマ)から離れた場所にいたこと」!
カキンマフィア絶対の流儀だ。

この船の中で言えば、「縄張り(シマ)から離れた場所」が第一層二層(ハイエリア)って事なのだ。
旅団も理解した。

すでに最初の殺しから2日以上経っているが、今はまだ大きな問題じゃない。
連絡がないのは、組長が「縄張り(シマ)から離れていたから」かもしれないから。
しかし、組長が第三層=シマの中にいて、連絡もないってのはもう戦争だ。
他所の組長に銃弾撃ち込んだのと同じとなり、もう止められない。
そうなると、旅団がエイ=イ一家のヒットマンを殺ると、旅団とエイ=イ一家も戦争になり、どっちかが潰れるまで戦闘が続くぞ、とタハオは言う。

オウとタハオの話を聞いても、旅団はあまり動じない。
「まぁそりゃ別に構わんが」とさえ言う。

だけど、そうなると実は旅団側にも不都合な事が起こってしまうそうだ。
もしマフィア関連の戦争になったら、下部組織のチンピラは一切手を引く。
戦争中はどの組にも協力しないってのも、カキンマフィアの流儀だからだ。
なもんで、第五層でやったような、チンピラを使っての情報収集が一切できなくなる。

第四層のシュウ=ウ一家には話を通すけど、ヒソカ探しは旅団メンバーのみでやらなければいけなくなる。
これではちょっと骨が折れる・・・。

フィンクスとノブナガは同時に「となると」と言い出し、話の先を言う。
まるで口裏を合わせたように、綺麗に二人の意見は一致していた。
エイ=イ一家の頭が下にいた場合、自分達がそいつを殺すのが一番早道だな、と。

変わった組長がトラブルメーカーならまた代えりゃいい、ケツモチの第四王子と新組長の関係が良くないなら感謝されるかもな、とノブナガ。
早速組長モレナの所在確認をしてくれ、その間に俺らは他の団員に連絡つけてヒットマン狩っとくわ、とフィンクス。
めっちゃ余裕あるなァ旅団は。
「頭代えたらいいじゃん」「殺しとくわ」ってあっさり言えるあたり、浮世離れも甚だしい。
その余裕が命取りにならなきゃいいけど・・・。

オウとタハオは思う。
「ね、危険でしょ?」「確かに、な」

マフィアにとっても理解の範囲を超えるんだな旅団は。
そりゃあ、あの意味不明な流星街でも浮いてるんだもん。
マフィア達はこの狂犬と今後どう付き合う?
味方になってる内はいいけど、敵になったら・・・。

表舞台に立てない二線者には裏世界での十分な待遇がなされた。
船での居住区も上位王妃と同列の場所にあり、積荷の上限も王に次ぐ量を許された。
ただしそれは、王権制度に従順である事が絶対条件である。

それだけの立場ではあるが、モレナはそれに反旗を翻したって事よね。
しっかし、かなりの好待遇だな。

1004号室、ツェリードニヒの部屋。

あのさあ、しょっぱなからもう、この人の部屋は最低なんだけど。
何やら武器ってか拷問器具的な物あるし、早くもぐっちゃぐっちゃな死体があるんですけど!
誰の死体だよコレ!
しかも、その死体を普通に掃除する私設兵の皆さん・・・。

クズ王子ことツェリードニヒはどうやら相当おかんむりらしい。
部屋のソファやらテーブルやらが散乱している。
彼以外にここまで部屋を荒らせる人はいないだろうから、派手に拷問したか、ストレス発散したんだろんね。

王子は誰かと電話中。
モレナの事だ。
彼女はベリィビップエリアにはいない、多分入船してからずっと下の層にいたんだろう、執事を抱き込んでカモフラージュしてたようだ。
忙しくて気にしてなかった、モレナについては自由にやって構わない、手が空き次第自分も動く、とのこと。
下層の私設兵にモレナのアジトの捜索を命じるツェリードニヒ。

あらら、ツェリードニヒ怒ってるよ。
この人怒らすと恐いぞー。

ぐっちゃぐっちゃになってる死体は、もしかしてモレナの執事かな。
哀れな・・・。

電話の後、テータちゃんとの念能力修行を再開するツェリードニヒ。
おや?彼は何かをつかんだようだ。
禍々しいオーラから形を成してきたのは、これもまた念獣。
「666」って書いてあるけど、オーメンかよ・・・。
不吉以外の何物でもないな!
形もやはりグロテスク!

この場にいるテータちゃんが可愛そうでならない。
ツェリードニヒのオーラはおぞましいオーラだ。
でもって、本人の自覚なく具現化された特質系の念獣は、どんな能力か想像もつかない。
壷中卵の儀によって生まれた守護霊獣と、彼の本能によって産まれた本人の分身=念獣。
この二体が目の前にいるとか、本当に嫌だよね。
あ、それプラスクズ王子もだから、三つも嫌なもんに囲まれちゃって・・・。
不幸が過ぎる・・・。

テータちゃんの顔が不安と痛みに歪む。
「機を伺っていたら間に合わない!」

さあ、テータちゃん、そんな王子の成長を見て拍手。
そして、次の段階に進むサインですと告げる。
これより基礎の応用編、四大行の複合技に移りましょう、とのこと。

ツェリードニヒは「ようやくだねー」って言うけど、この成長の早さはヤバすぎだよ!
ゴンやキルアよりも早いんじゃないの!?

テータちゃんは心の内を王子に伝える。
正直王子が恐ろしいです、こんな凄まじい早さで念を習得していく人は初めてです、規格外過ぎてどうしてもブレーキをかけてしまおうとする私がいました、と。
それ聞いてツェリードニヒは気分を害するのでは?と思ったけど、さすがはテータちゃん、言い方が上手いから王子は特に不機嫌になったりしない。
まぁみんな本当の天才を前にしたらそんなもんだよ、俺はテータちゃん評価してるよー、だって!

この言葉のやり取りだけでも、読んでるこっちは結構緊張してんだけどね。
いかに二人の、というかテータちゃんの言葉選びの攻防がすごいのかわかるもん。

テータちゃんはさらに言う。
ありがとうございます、私もここから覚悟を決めます、王子のポテンシャルギリギリまで急ぎましょう。
四大行は「纏」「絶」「練」「発」、王子は既に「纏」と「練」に関して高いレベルで修練を続けています。
この二つは「発」の威力を高めるために日々の鍛錬が必要ですが、テクニカルな鍵を握っているのはもう一つの行、それが「絶」です。

王子は、オーラを閉じるって事に少し懐疑的に見えるが?

テータちゃんは続ける。
この「絶」を極める事が念能力を極めることと同意と言っても過言ではないです。
まずは部分的に閉じていき最終的には全身のオーラを閉じて1時間以上維持する事、それができればあとは実践です。

王子は素直に従い、イメージトレーニングから始める。

ツェリードニヒの「絶に対するちょっとした不信」を感じたのか、王子の念獣がテータちゃんに近づく。

顔色を変えないで、テータちゃんは念獣に心の中でけん制する。
「邪魔しないで。これは本当に念能力に必要な修行よ? 私は何も偽っていない! ときなさい!」

念獣はテータちゃんから離れた。
さすがテータちゃん!
王子本人だけでなく、王子の念獣も上手くあしらったね!

さて、さすがといえばこちらもさすが、ツェリードニヒは早くも絶を習得しつつある。
まずは手から、と言って、本当に手のオーラを閉じられるんだから何なんだコイツ。

「すごい。順調ですよ。そのまま行きましょう」

テータちゃんは思う。
今は心の底からこの人の成長を願える、これなら明日にでも、やれる!

今週はここまで!

テータちゃんさ、ウソは言ってないけど、何とか自分の都合よく誘導してるよね。
「纏」「絶」「練」「発」って、本当はそのままの順番で習得させるものだと思うんだ。
それを、もったいぶって「絶」を最後にしたのは、きっと王子にそこまで絶を真剣にやってほしいからなんだよね。
だから「心の底から成長を願える」わけで。

明日ってことは、晩餐会の日だ。

カチョウとフウゲツとセンリツとキーニの作戦の裏で、ツェリードニヒとテータちゃんに何が起こるんだろう。

テータちゃんの能力って、もしかしてクラピカみたいに強制絶にできたりするんだろうか。
明日にでもやれるとは、一体何なのか。

あー、あたしテータちゃんも好きだけど、何かこの人死亡フラグ立ちすぎて、生きて船を出るイメージがわかない・・・。
せめて悲惨は死に方はしないでほしいなぁ・・・。

でも冨樫先生だからな、無理かもしれん・・・。


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