ワンピース映画「RED」観たので感想書くよ! ※ネタバレ有り!①気になった点と批判

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まず最初に注意書きから。

この記事は「ワンピース フィルムレッド」の【ネタバレが盛りだくさん】です。

さらに【マイナスの批判】もあります。

前回のネタバレ無し感想記事を読んだ方ならたぶん察してると思う。
あたし、アニメーション表現がイイネ!とかロビンちゃんが美しい!とかそういうのはちゃんと言ってるわけだけど。
ストーリー以外を褒めるってことは、つまりそういうことなのですな。
面白かったんだけどモヤモヤするし、冷静になって考えたら「これ良い話じゃないよね?」「大人がクズ過ぎない?」ってなったわけで。

なものですから。
映画最高だった!素晴らしい!否定意見なんて見たくない!って人は絶対に記事を読まないでください。

大事な事なので二回言います。

否定&批判を見たくない人は絶対に!記事を読まないでください。

ここまでちゃんと言ったからね。

これで記事を読んで気分を害したからって、あたしは知らないよ。

自己責任だからね。

さて、それじゃあネタバレ記事書きますね。

これ以降はネタバレと批判です。

 

 

 

 

 

 

 

 

軽く前提として。

記事を書くにあたり参考資料として「映画館でもらえる限定冊子(40億巻)」「映画館で販売していたパンフレット」を採用しています。
また、補足的に「ワンピースマガジン15」も少し見ています。

しかしながら、関係者インタビューについては一切読んでいません。
感想がブレると嫌なので。
唯一、限定冊子に載っていた尾田先生のコメントを数か所だけ読んでいます。

あと、時系列バラバラで、あたしが思い出して気になった部分を中心に書き散らかしていきます。
正しく“感想”です。

ネタバレ無しの記事でも書いたんですけど、今回の映画は「ストーリーなんてあってないようなもんだろうな」と高を括っていました。
ウタの音楽を前面に出し、最近また本誌で出張って来た男シャンクスとの絆が描かれつつ、雑魚敵をみんなで成敗!ウタを囲んでみんなでイエーイ!的な感じだと思ってたんですね。

この辺は良い意味で裏切られたなと思います。

そして、あたしは映画の予告が出たあたりから、大体映画のテーマを予想していました。

「たぶんメタバースみたいな感じで、麦わらの一味それぞれが“夢の世界”か“現実世界”かを選ばされる場面があって、みんな過去のトラウマを思い出してそれでも云々かんぬん」みたいな感じかなと。

ゆるーくメタバースを否定する内容だと予想してたんだよね。

大体はあってた!
メタバース関連は正解だったけど、夢からどう抜け出すかは予想が外れてたわ。

それにしても、まさか「強制マトリックス」だったとはね。

ウタの能力は初見殺しがすぎる。

えっとね、世間ではこの映画、賛否両論って言われてるんだって?
すでに鑑賞したあたしの友達も賛否両論ってスタンスだし、あたしもそう思った。

どの部分が「否」になるのかは、みんなそれぞれ違うと思うけど。
あたしが気になったのは、シャンクス達赤髪海賊団とゴードン、一般の観客全員、次点でウタね。
あとはトットムジカの存在かな。

まず短くまとめると、

 

「誰一人ウタに寄り添ってない、結果あの悲劇」

「楽曲(ついでに映像も?)のために作ったのか? そのせいでその他が犠牲になってる、または破綻しちゃってるよね?」

 

正にウタは孤独地獄にいたよね。

誰もウタに寄り添ってない。
シャンクス達やゴードンもそう、観客もそう、ルフィでさえそう。

ただ、ルフィについては元々ウタと意見が根本から合わないんだから、そこは仕方ないと思う。
というより、ルフィは別に悪くないよ。
ルフィは完全に今回の惨劇の「部外者」だったわけだからね。
ここでいう部外者ってのは、ウタがこうなる原因に一切関わってないってことよ。
むしろ巻き込まれ事故の被害者みたいなもん。

問題はウタを取り囲む大人達。
みんな間違ってた。

あたしは聞きたいね。
この映画を観てシャンクス達を否定しない人っているの?
赤髪海賊団のクソ男ども及びゴードンとかいうチキン野郎、誰か一人でも擁護できるの?
ただ「赤髪海賊団かっけー! シャンクスかっけー!」で終わらせられる人いるの?
ゴードンの声がいくら津田健次郎だからって騙される人いるの?
一般のウタファンの観客達に違和感を覚えない人っているの?

そんな人がいるんだったら、うん、あたしとは価値観が絶望的に違うわ。

まずね。
ウタはずっと「自分は赤髪海賊団の音楽家!」って言ってたじゃん。
繰り返しずっと言ってたじゃん。
「歌手」を口にしたことはあったけど、それでもウタの中では赤髪海賊団が一番先に来てたじゃない。
歌への想いは全て、赤髪海賊団の「家族」へ向けられてたわけじゃん。
どうしてそれ、誰もわからなかなったの?

わかってなかったなら鈍感すぎて腹立たしいし、わかってたならこれ程の害悪はない。

本当にどうなってんの???
人の心とかないんか???

さらにここからはあたしお得意の考えすぎだけどさ。
シャンクス達さ、内心ウタを船から降ろしたいと思ってたんじゃないの?
だからエレジアであんなことがあって、結果オーライだったんじゃないの?

ウタの能力、コントロールできるのかわからないけど、歌を聞いた人が強制的に眠らされて夢の中に送られるって、中々厄介な能力なのよね。
敵にとっても勿論、味方にとっても結構困る。
不寝番をしなければならないほど周りに気を配ってないといけない海賊稼業、強制的に眠らされたらたまったもんじゃないよね。
ウタに歌ってもらうのはいいけど、彼女が能力をコントロールできなければシャンクス達にとっては厄介な爆弾だ。
でも、誰もウタに家庭教師することはできない。
ウタウタの実の能力者はウタだけなんだからさ。

加えて。
あたしさ、ウタがもし男の子だったら、シャンクス達はウタを船から降ろしただろうかって考えるのね。
ウタは海賊団の音楽家でいたかったんだから、才能があろうが別に本人の好きにすればよかったんじゃないのかな。
男の子だったらシャンクスは船長として、ウタの意志を尊重して海賊船に置いてたんじゃないかなって思う。
同性だからこそ厳しくできるってあるじゃない?

そもそもさ、シャンクスって、海賊船に女性を乗せるの、あんまり肯定的じゃないんじゃないのかな。
あたしの確認不足かもしれないけど、シャンクスって自分の船に女性のクルー乗せてる?
主だった仲間・部下にはいないように思うんだよね。

シャンクスは元々はロジャーの船にいたわけだけど、ロジャーの船にも実は女性、いなかったよね。
一時期トキと日和がいたけど、戦闘員じゃないし途中で降りたし。

対照的に、最悪の世代の面々はみんな女性のメンバーがいるんだよ。
もしかしたら尾田っち、その辺わざとやってるのかもしれないなって思ってる。
とりあえずどの最悪の世代の海賊団には女性らしき人、ちゃんといるんだよね。

別に、ジェンダー問題だとか女性差別だとかは言うつもりないよ。
それどころか、あたしはシャンクス達は女性に優しいタイプだと思ってるの。
優しいというとちょっと違うかもしれないけど、とりあえずこう、何と言うか、女性に荒事はさせないというか、ちょっと遠ざけてるような印象を受けるんだよね。
良い意味で距離を置いてるような気がするのよ。

ロジャーの船にいた頃からの刷り込み?なのかもしれないけど、シャンクス達赤髪海賊団ってそんな感じするんだ。
だから、遅かれ早かれウタを船から降ろしてたと思うの。
エレジアでの悲劇は予想外だったと思うけど、明らかにウタをエレジアに置いていく気だったよね。
もしかしたら迷ってたかもしれないけど、トットムジカで決定的になったって印象を受けた。
「歌手になれ」って“シャンクス達に”都合のいいことを言ってさ。

しかもそれに加えて、あのゴードンって馬鹿はなんなん?
そもそも、幼いウタにいいだけ歌わせたせいでトットムジカが解放されちゃってエレジアのあの悲劇じゃん。
あの時はまあ、仕方なかったってのはわかるよ。
まさか歌声がトリガーでトットムジカが出てくるなんて思わないもんね。
完全に「予想外」だったもん。

でもさ、問題はその後だよ。

何でトットムジカの楽譜そのままにしたの?
百歩譲って楽譜を処分できなかったのなら仕方ない。
呪いだか何だか、不思議な力でどうしようもなかったのかもしれない。

いやまあ、ゴードン自ら「音楽家として楽譜を捨てられなかった」みたいなこと言ってたから完全に黒なんだけどね。
お前何やってんだよ!

あのさ、トットムジカがウタの能力で復活するのわかってるなら、なんで楽譜とウタを同じ空間に置いておくの?
馬鹿なの???

爆弾と起爆スイッチを同じ島の中に置いておくって何なの?
何やってんの??????

この辺りから、あたしはもう映画に集中できなくなってた。
「君の名は。」を観た時と似たような感覚になってたわけだよ。

ゴードンは泣いて謝ってたけど、こうなる前に何とでもできたんじゃないの?
大体お前が悪いじゃん!ってせいで、ゴードンに対してマイナスな印象しかない。
どうしようもないよこの親父。
本当にイライラしたわ。

ゴードンもおかしいけど、そんな島にウタを置いていったシャンクス達もおかしいだろ。
百歩譲って、シャンクス達が「トットムジカはもうエレジアにいない」って勘違いしてたとしても、エレジアはもう滅びちゃってるじゃん。
どうしてそんな島に幼い女の子を置いていくのさ?
大人はゴードンしかいないし、島中廃墟だし、島民の死体そこら中に転がってるわけでしょ?
瓦礫片づけるのも大変だろうし、死体から疫病が出てきてもおかしくないよ?
衣食住はどうするの?復興の目途なんてどう見ても立たないじゃん。
そんな島になんでウタを置いていくの???
滅びた島でどうやって世界の歌手になるの???

電伝虫が運よく流れてこなかったら、ウタは廃墟エレジアで自己満足で歌うだけじゃん。
ただ歌うだけなら、ウタの望み通り「赤髪海賊団の音楽家」で十分じゃん!
それどころか、シャンクス達に置いて行かれたトラウマで、そもそも歌えなかったんだけど?

幼い子供が親同然の人達に裏切られた挙句置いていかれるって、本人がどんな気持ちになるか考えなかったの???
その後その子がどうなるのか想像もできないの???
なにが「親子喧嘩」だ、矮小化してんじゃねーよ!

こういうのがあって男達の「ウタを歌手にするために」って全ての言動が、シャンクス達もゴードンもウタを気遣ってるようで実は自分達の都合を押し付けてるだけに見えるんだよね。

ウタのこと考えてるようで全く考えてないし、全部間違ってるし。

あとさー。
シャンクス達もゴードンもウタにトットムジカの真実を黙ってたのもどうなの。
確かに、子供に真実を伝えるのは酷だと思うけど、でも遅かれ早かれバレることじゃないの?
そんな風に思って観てたら、案の定、ウタはエレジアの悲劇の真実知っちゃったじゃん。
お前のせいだって言われちゃったような感じだったし。
ウタだけのせいじゃないんだけど。何より破壊活動したのはトットムジカです。

あのさ、あの場面において、大人達がしなきゃいけなかったのは二つの内一つだけだよ。

一つ目。
ウタをエレジアに置いておくなら、本人に真実を伝えて、トットムジカの楽譜を燃やすなり破るなりして破壊して永遠にウタとトットムジカを離す。
もしトットムジカを消滅させられないなら、ウタから歌を奪わないといけない。
ウタがエレジアに留まるなら、爆弾と起爆剤どちらかを無くさないとダメでしょ?
その決断を怠った。罪深い。

二つ目。
シャンクス達がエレジアの悲劇をウタと一緒に背負って生きていく。
ウタをエレジアから永遠に遠ざければいい。
一緒に罪を背負って、家族としてケアをしてあげればいいじゃないの。
そもそもそれがシャンクス達の言う「家族」「仲間」なんじゃないのかい?
真実を話すか話さないかは、この方法で初めて二択化されることだよ。
真実を話した上でウタをエレジアに二度と近づけない。
ウタは能力の負の部分を知ることで成長に繋がるかもしれないし、話さなかったとしても別にトットムジカがいないならもうそれでいい。
映像電伝虫があるけど、別にウタ本人がいないならトットムジカもあんなにはならないんだよね?
ウタを取り込めないわけだし、ウタが寝ちゃえばいいんだからさ。

真実を話すこともせず、今後の対策を取るわけでもなく、かといってウタをまるごと背負うでもない。
臭い物には蓋って感じに見える。

エレジアで歌手に~なんて、よくもまあ言えるもんだ。

これでどうやってシャンクス達やゴードンを擁護できる?
彼らを罵倒しないでいられる?

あたしね、映画後半あたりから、ずっと赤髪海賊団にイライラしてたんだよね。
映画でシャンクス達がウタの会場に来た時、「やっと来たか! このバカヤロー共!」って思っちゃったよ。
世間一般の人達は「シャンクスが来てくれたー!」って感激したんだと思うけど、あたしは上記のようなことを考えてたから、全く感激できなかった。
「キターーーーー(゚∀゚)!!」って感じよりも「おせぇーーーーんだよこのスットコドッコイ(# ゚Д゚)!!」ってなわけですよ。

シャンクス達が楽しく可笑しく冒険してた時、ウタはどうなってた?

家族に何も言われずに突然置いていかれたんだよ。
裏切られたと思い込んでたんだよ。
それが10年近く、ウタの心身を蝕んでたんだけど。
ずっとウタは傷ついて抜け殻だったわけだけど。

以前のように楽しく歌うことさえできなかったんだけど。
なのにエレジアで歌手になれとは?

シャンクス達はウタがそんなことになってるの、全く考えなかったのか?
「大切な娘」が自分達のせいでドン底にいたのに、冒険楽しーい☆ワンピース☆なんて笑ってたわけだ。
控え目に言ってクソオブクソ。

「大切な娘」が極限まで追い込まれて、精神的にも肉体的にも限界で、その結果世界を滅ぼそうと(周りから見ればそうだけどウタの価値観だと違う)するまで堕ちていく間、シャンクス達は迎えに行くどころか連絡の一つもなかった。

ウタが有名人になってさえ、手遅れになるまで放っておいた!

正直さ、ウタのこと、忘れてたんじゃないの???

思い出すだけで腹立ってくるわ。

ウタは「シャンクスは私を捨てた」って言ってたけど、その通りだよ。
捨てんだよ、赤髪海賊団は。
ルフィは否定してたけど、そりゃルフィは現場にいなかったもんね。
どう見ても、シャンクス達はウタを捨てたんだよ。

 

で、この映画における悪い人達の中で忘れちゃいけないのがもう一つある。
それは「ウタに全ての救いを求めてた一般人全員」だよ。
ファンとか観客とか。

あのさー、子供一人によくもまあ全ての希望を押し付けられるよね。

あたしは芸能人には全く興味ない人間だけど、いい歳こいた大人が誰それが熱愛だの結婚だのでギャーギャー騒ぐのみっともないと思うの。
自分より若い、下手したら子供だよ、を追いかけ回してあれこれ好き勝手言うの、恥ずかしくないのかな。
ちゃんと「趣味です」って一線を引いてる人なら別にいいんだけど、なんか自分の人生全て賭けてるというか偶像崇拝まで行くとちょっとな~って思うの。

あたしも漫画やゲームは大好きだけどさ、二次元に救いを求めるのと「実際に実在して生きてる人間」に依存するのとはまた違うでしょ。

この辺は人それぞれ考え方があるし、あたしが絶対正しい!って言うつもりもないからいいんだけどさ。

ウタファンの中にはかなり強烈な依存症の人もいたよね。
あのぬいぐるみの女の子とかさ。
冒頭に出てきた人達とか。
ウタをまるで神の様に祭り上げてしまった人達。

この人達、自分がウタを追い詰めたって気づいてるのかな?

以降の人生ずっと被害者面しそうで虫唾が走るんだけど。
お前らのせいでもあるからな!って腹立たしいんだけど。

映画を観てて「ああ、芸能界ひいてはエンタメの闇だな」って思ったのね。
または「周りの大人に担ぎ上げられて、振り回されて、結果ダメになっていく若者」とか。

こういうの現実世界にもよくあるよね。
前に観た映画「ボヘミアンラプソディー」に近いものを感じたね。

「ウタだけしかいないの!」とか言っておいて、実際にウタだけになろうとしたら「嫌だ!」と彼女を否定するっていうこの勝手さね。

ここでも、いくらファンであっても誰もウタに寄り添うことはない。
むしろ表面的なウタが好きなだけであって、ウタ自身を好きになったり理解したり受け入れたりすることはない。

現実と一緒だなぁオイ。

神だと崇拝している人の「人間らしい部分」なんて嫌なんだろうね。
同じ人間なのに。

ウタを海賊嫌いに「仕立て上げた」「仕上げた」のはファン達だよ。
救いを求める人達の期待と願いに無理に応えようとしたからああなった。
結果、ウタはトットムジカで世界を夢世界にするところまで行ってしまった。

ウタがいればいいだの、平和な世界がほしいだの、散々好き勝手言ってたくせに、最後の最後でウタを否定して拒否した一般人達にあたしはめっちゃイライラした。
気持ちはわかるけど、まずは謝れよ。
お前らのせいでもあるし、誰もそれを自覚してないし。
ずーーーーっと被害者面しやがって、ふざけんなよ。

歌手一人が世界も人間もどうにかできるわけないでしょーが。
依存して全部任せてることに恥を感じないのかい。

 

ウタ自身も未熟なのが、もうどうしようもなかったってところもある。

なんでネズキノコの副作用知らないんだ・・・。
計画的に進めていたはずなのに、こういう細かいところウッカリ落としてる。

子供のまま時が止まって成長したから、あえて良く言えばウタはとっても純粋なんだよね。
考えが短絡的すぎるし、どうしても画一的に考えすぎ。単純すぎるのよ。

世界はウタが思うほど綺麗じゃないし単純でもない。
シャンクス達の行動一つとってみても、目に見えることだけが真実じゃない。
画面の向こうのファンがいくらウタを信奉して持ち上げる発言を繰り返しても、それが全てじゃない。
ウタ一人で世界を平和にできるほど世界は狭くない。
ウタ一人で人間全てを救えるほど人間は単純じゃない。

身も蓋もないことを言ってしまえば、ウタは自分を過大評価してたんだ。
確かに歌姫ではあるけど、そこまでの人物じゃないんだよ。
というか、世界を変えるって一人じゃ無理なんだよ。
個人の限界ってもんがある。

「自分は大した人間じゃない」ってある種の謙遜と言うか、そういったことに気付けるかがその後の人間の成長や形成に関わってくると思うの。

残念ながらウタにはその機会がなかった。

そりゃそうだよね。
あの滅びた島でゴードンと二人きりだったんだから。
ゴードンは自責の念から、ウタに厳しくあたるとは思えないし。
優しく優しく、ウタをダメにしていったんだろうね。

ウタが執拗にルフィに「負け惜しみ~」って煽ってたのは、ルフィにどこか救いを感じてたからなんだろうね。
昔のままの自分、本当の自分を知ってるのは、あの場にはルフィしかいなかったんだから。
楽しかった思い出、自分の中の綺麗な思い出、大事な人達の面影、幸せだった過去・・・。
あの場にルフィがいたから「ウタの幸せな世界」が一瞬でも煌めいたと思う。

もっと早くにルフィに会えていたなら・・・!

 

特典冊子で尾田っちは「悪者はトットムジカだけ」って書いてた。
でも、あたしはそうは思わない。
そんなの都合よすぎる。

加害者の側面があった人が何人もいたじゃないか。
今回のことは避けられた悲劇だと言わざるを得ない。
ここまで来るまでに原因になる人が複数いて、それ内の誰かが少しでも違うことをしていれば防げたと思う。

もちろん結果として悪いのはトットムジカなんだけども、そもそもトットムジカって悪いの?って気もしてくる。
ウタが関わらなければずっと現世に現れることもなかったわけだし。

破壊と虐殺を直接行ったのはトットムジカなんだけど、どうにもな~。
あたしは、全部をトットムジカだけにおっかぶせて「みんな大変だったね!」って済ますのはおかしいと思う。

シャンクス達やゴードンは反省したと思うけどさ。
(それでも、今更背負って遅いんだよ!って気持ちは消えない)
ファン達は反省なんてしないだろうし、どこまでも自分は被害者だって思い込んでこれからも生きるんだろうな~モヤモヤするな~。

あれだ。
ホールケーキアイランド編の麦わらの一味のような気持ち悪さと後味の悪さを感じるんだ。

さて、あとは細かいことだけど。
トットムジカについて、皆さんはどう思いました?

あたしは「ハリポタ? まどマギ?」って感じだった。

「あれ? これってワンピースだよね?」って突然突き放された感じだった。

急に世界観変わっちゃったんだもん・・・。
尾田っち的にはこれは有りなんだろうか・・・。
魔王だの異世界だの、そんな概念今までなかったじゃん・・・。

ぽかーん(;゜д゚)だったね。

そりゃねー、敵にも限界があるんだなあって思ったよ。
ただの能力者の人間だと、ルフィ達の強さにどうしても負けちゃうんだよね。
だからどんどんラスボスが巨大化してるわけで。
映画でも本誌でもそうだよね。
敵がどんどん大きくなってる。

その内、宇宙人が敵キャラとして出てきたりしてね。

ちなみに、トットムジカのデザインとか空間のうにょうにょ感とか、マジで「まどかマギカ」だなって思いました。

 

あと、前から薄々感じてたんだけど、ワンピース映画のギャグって・・・寒いよね。
というよりも、あんまり面白くないしタイミングも微妙だよね・・・。

ストロングワールドはまだ良かったけど。

ぶっちゃけ、ベポのギャグシーン、全然面白くなかったんだけど・・・。
そもそもあれはギャグだったの?

というより「それ切っとけよ! うるさいな!」って感じでイライラしたんだよね。
しつこいし。

今それやる?って感じでどうにも・・・。

 

それと。
たまには空間系能力者は除外してほしい感はある。
ローはベポの付き添いだとか言ってるけど、映画的にローを使いたいって「ご都合」が見えちゃってね。
これは映画観る前から、ローが出るって発表あった時から思ってたのよ。
「あー、またローを便利に使うんだな」って。

ローに加えて、今回はブリュレとブルーノも空間要員だったね。
それぞれみんな便利なのよ。

でもさー、麦わらの一味のお話を中心に見たいんだよあたしは。
この辺は好みが別れるところだから何とも言えないけど。

今回のルフィ以外の扱い、ちょっと酷いなーって思った。
まるで邪魔者扱いじゃん。
途中からアレコレやってたけど、楽譜にまとめて拘束ってどうなの?

ストーリー的に最初から全員活躍は難しかったんだろうけどさ。
フィルムゴールドのゾロを今回みんなでやってたなって印象だった。

ローの事は大好きだけど、正直もういいよ。
便利に使われるのが観ててちょっと悲しい。

 

今回の映画って、たぶんだけど、ウタを出したいがために作ったんじゃなかなって勘ぐっちゃうんだよ。
ウタを出したい、楽曲をグイグイ出したい、ポップな映像を撮りたい、麦わらの一味と赤髪海賊団を共闘させたい・・・このあたりが映画制作のメインだったんじゃないかな?

だからそれ以外が、言っちゃ悪いけどおざなりに思えちゃうんだよね。
だからキャラクターも世界観も破綻しちゃう。
映画を作る側のご都合が垣間見える気がする。

ご都合主義なんじゃないのー???って思ってしまったのです。
あたし、作り手のご都合がこれでもかって見えると興ざめするのよ。
キャラクターやその他がどんなに良くても、ストーリーや設定が破綻してたらもうダメ。
大好きなワンピースでこんなこと考えてしまうなんて悲しいですわ。

いや、物語を作るにあたって制作側の意図が入るのは当然なんだけどさ、それを上手く隠さなきゃいけないんじゃないのかな?
既存のキャラクターや世界観を捻じ曲げてまでやるんなら、それはご都合主義なんだと思う。

じゃー最初からワンピースでやらなきゃいいじゃんって話。
これはねー、アナ雪2もこんな感じだったのよー。
アナ雪2は本当に酷かったからね・・・。

どうしてこんなことになってしまったかというと、最初に言った通り「楽曲のために作りたかった、麦わらの一味と赤髪海賊団を共闘させるために作りたかった」ってことなんじゃないのかなと。

そう考えるとウタは二重の意味で可哀想だね・・・。

映画の中でも外でも都合よく使われちゃったんだから。
ウタの生涯ってなんだったんろう。

 

批判ばっかり書いたけど、もちろん素敵な所もあったんだよ。
今回の記事が思いのほか長くなったので良いところについては、まさかの次回に続きます。

次回は、それでもこの映画の良かったと思った点と、今後の本編に関わるかもしれない?あたしなりの考察と、あとは特典を読んで「わあ!」と思った点を書きます。
メタバースについてあたしが思うところも。

ここまで読んでくださったあなた、本当にありがとう!!
できたら次回もよろしくね!

コメント

  1. かなこ より:

    熱中症と風邪のせいで大分遅れましたが
    本日やっとFILM行けました!!!!
    やはり、YouTubeで聞いておいた事もあって”新時代”から最後の曲までてんこ盛り盛りとなりました!!!
    一言で言えば、とにかく歌とBGMが迫力抜群でした!
    ウタの性格は、基本的には明るく朗らかでフレンドリーだが、若干ずる賢く生意気な面もあるという感じでした。
    このご時世で無ければ、また見たい所ですが、DVD📀が発売されるまで気長に待とうと思っています。😐😐

  2. 管理人です より:

    >>1
    かなこさん、コメントありがとうございます!
    わわわ、熱中症と風邪って大丈夫ですか?かなり辛そうなコンボですね(;_;)
    快復して映画館に行けたみたいで何よりです!
    映画館特典が第二弾三弾と出るみたいで、集客に力を入れてるみたいですよ。
    円盤はいつ頃になりそうですかね。今年中には出そうな気がします(^^)

  3. 暗黒騎士ランスロット より:

    「・・・世の中を見渡してみろ。どれだけの人間が自分だけの判断で物事を成し遂げるというのだ?自らの手を汚し、リスクを背負い、そして自分の足だけで歩いていく・・・。そんな奴がどれだけこの世の中にいるというのだ?」

    「被害者でいるほうが楽なのだ。弱者だから不平を言うのではない。不満をこぼしたいからこそ弱者の立場に身を置くのだ。彼らは望んで『弱者』になるのだよ。」

    「本当の自由とは誰かに与えてもらうものではない。自分で勝ち取るものだ。しかし民は自分以外にそれを求める。自分では何もしないくせに権利だけは主張する。
    救世主の登場を今か、今かと待っているくせに、自分がその救世主になろうとはしない。それが民だっ!」

  4. 管理人です より:

    >>3
    暗黒騎士ランスロットさん、コメントありがとうございます!
    えっと、ちょっと何が言いたいのかよくわからないのですが、観客のことをいってるのかな?
    暗黒騎士ランスロットというキャラクターがいて、その人のセリフなのでしょうか。
    とりあえず、一人一人が賢くいたいものですね。

  5. 暗黒騎士ランスロット より:

    >>4

    そうです!まさに、そう!
    観客に向けて言ったのです!!

    ちなみに、暗黒騎士ランスロットは、タクティクスオウガっていうSFCのゲームのキャラクターです。

    この台詞は当時子供ながらに刺さりまして、今回の映画評を拝読して、その事を思い出した次第です!

  6. 管理人です より:

    >>5
    暗黒騎士ランスロットさん、コメントありがとうございます!
    あ!すごく有名なゲームですよね!今度リメイク?も出るとか。
    なるほど、その中の一人が言ってたのですね。理解しました!